メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ダンボ

2019年04月06日 | 映画
ダンボ
を観ました。


サーカスに、愛らしい子象が誕生した。
“大きすぎる耳”をもった子象は“ダンボ”と呼ばれ、ショーに出演しても観客から笑いものに。
ある日、ダンボの世話を任されたホルトの子供ミリーとジョーが、悲しむダンボを元気づけるため遊んでいると、ダンボがその“大きな耳”で飛べることを発見する。
“空を飛ぶ子象”の噂は瞬く間に広がり、ダンボを利用し金儲けを企む興行師によって、ダンボは愛する母象ジャンボと引き離されてしまう。
母を想うダンボに心を動かされたホルトの家族とサーカス団の仲間は力をあわせ、ダンボの捕われた母を救い出す作戦がはじまる――!


ティム・バートン監督作品です。

キャラクターとしてのダンボは子供の頃から知ってましたが物語は知りませんでした。
サーカスで虐げられながらも子どもたちと共にその特殊能力を開花させスターになっていく子象の話なのですね。
こういう物語だったのか、と言う学習にはなります。

ティム・バートンらしいファンタジー満載で何よりダンボの可愛さがすごくて。
監督と親和性が高い物語だったと思います。

子供でもわかるような勧善懲悪な構造で、中間の立場の人たちが揺れ動く様が物語をうまく転がしていました。
そして最終的にはもちろん正義が勝つので中間の立場の人たちがことごとく良いことをする感じは痛快ですね。

ポイントはダンボの可愛さでしょう。
子どもたちのゆうことはかろうじて聞くけど基本的には思い通りに行動しないちゃんと動物っぽさもあり。
適度に人間の言葉がわかる感じはペットらしくもあり。
引き離された母親への強い思いがモチベーションだったり。
終盤には人を乗せて上手に飛び回りますがその辺はファンタジー感マックスでした。

昔の遊園地の感じでありながらとてもスケール感大きくてまるでディズニーランドみたいな空気感で。
実際にこんなコンセプトの遊園地があったら良いと思えました。

ダンボの世話役をコリン・ファレルがやっていました。
いい人のようで結構己の出世欲を優先するようなキャラでした。
終盤までダンボと打ち解けていませんでした。

悪どいプロモーターで今作の悪役をマイケル・キートンがやっていました。
もともとなかなかの悪人顔なので非常にハマっていました。
物語をわかりやすくするためにかなり極端なキャラでした。

サーカスの主催をダニー・デヴィートが演じていました。
久々に見た気がしますが僕ら世代だとツインズの印象が非常に強いですね。

エヴァ・グリーンがサーカスのスターとなるパフォマーを演じていました。
美しくて妖艶でなかなか好みです。
ルックスからしてこの作品によくマッチしていたと思います。

おとなが楽しむにはちょっと稚すぎる映画でしたがティム・バートンらしさとファンタジーさは味わえました。


そんなわけで5点
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