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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

台風が来た

2011年09月22日 | 思い出
台風の足音になかなかの不穏な空気の中取引先での作業。

関係の他の会社は15時には帰社命令が出て帰ったそうだ。
居るのは我々と作業している方々だけ。

そして取引先の会社も15時過ぎに帰社命令のアナウンスが流れる。

真面目な僕らはこの程度の作業量で帰るわけには行かないと夕方まで働く。

しかし高層ビルから見る外の世界は地獄絵図。

外に出たら死ぬんじゃないか?というような光景。
電車は全て止まってしまったのでどこかの店で時間を潰す作戦に。

やはり外に出たら歩行も困難。

何とか建物の中を通りぬけ最後はずぶ濡れで居酒屋に逃げ込む。
後輩とクライアント先の一人と3人でモンハンして時間を潰す。

凄まじすぎる嵐のせいでその居酒屋に辿りつける人は居ないようで空いていた。

スマホで運行情報を探りながら飲み食いしながらモンハンしながら時間を潰す。

ボチボチ復活してきたっぽいから外でようか?と23時近くに外に出ようとするとその居酒屋にえらい行列が・・・。

そして待ってる人たちの口から「オールだな」なんて言葉が聞こえて嫌な予感・・・。

その最寄りの品川駅は非常に大きな駅だが何と構内の外にも人が溢れていた。

構内は何十万人とも思えるような凄まじい人混み。
ビートルズでも来日したのかしら?と錯覚するほど。
あれ?今もう23時過ぎだよね?・・・帰れないのか?と心が折れそうになる。
電車は動き始めたとアナウンスしてるが混雑を処理できないのか、入場規制が激しすぎてまったく改札までも近づけない。

クライアントの人は人混みに耐えそこで待つと言うが、酔いも覚めてきた僕は気分が悪くなり始めていたので後輩と歩いて帰ることに。

タクシーにも凄まじい行列。

東京の街の異常さを感じる。

そんなわけで疲れきる。

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