共同通信（ここ←）によると，福井県が焚書したらしい。なぜ，こんなことができるのか。福井県自体にも腹が立つが，権力を監視する働きもする労働組合は何をやっていたのか？図書館の職員から相談を受けなかったのか？いまは，辛うじて，こういうことをメディアが伝えてはいるが，反メディアの風潮が続くと…
共同通信が伝えた内容は，下記のとおり。
【福井県が上野千鶴子東大教授らのジェンダー論などの著書約１５０冊を、男女共同参画推進に不適切な内容との指摘を受け、県生活学習館の書架から撤去していたことが分かり、今大地晴美同県敦賀市議らが１１日、西川一誠知事に抗議文を提出、県に住民監査請求した。
撤去されたのは上野教授の「スカートの下の劇場」や福島瑞穂社民党党首の「結婚はバクチである」、蔦森樹琉球大講師の「男でもなく女でもなく」など。
今大地市議は「図書閲覧の制限は基本的人権の侵害に当たる」と抗議、書架に戻すよう求めている。戻さない場合は県有財産の放棄に当たるとして、購入費約３０万円を県に返還するよう請求した。】
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共同通信が伝えた内容は，下記のとおり。
【福井県が上野千鶴子東大教授らのジェンダー論などの著書約１５０冊を、男女共同参画推進に不適切な内容との指摘を受け、県生活学習館の書架から撤去していたことが分かり、今大地晴美同県敦賀市議らが１１日、西川一誠知事に抗議文を提出、県に住民監査請求した。
撤去されたのは上野教授の「スカートの下の劇場」や福島瑞穂社民党党首の「結婚はバクチである」、蔦森樹琉球大講師の「男でもなく女でもなく」など。
今大地市議は「図書閲覧の制限は基本的人権の侵害に当たる」と抗議、書架に戻すよう求めている。戻さない場合は県有財産の放棄に当たるとして、購入費約３０万円を県に返還するよう請求した。】
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この件に関しては、ここがかなり突っ込んで書いてますね。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060502/p3
・成城トランスカレッジ！ ―人文系NEWS & COLUMN―
2006-05-02 こいつはのけぞる。
■こういうご都合主義はちょっとイヤなのだ。
・「彎曲していく日常」
2006-05-04
福井県男女共同参画センターが焚書？
http://transnews.exblog.jp/3049098
・「TransNews Annex (暴力にNO! 伊田広行にNO!)
」
2006年 05月 04日
福井県生活学習館 「内容過激」と書籍撤去 男女共同参画推進員指摘 性教育など１５０冊
http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/4bae0ef0d9d0d739bd56f3244abcf42b
・「みどりの一期一会」
2006-05-03
ジェンダー関連本が福井県生活学習館から選別・排除された！
私も先日「ある少女の自殺未遂」という題名で，福井市の少女の鉄道自殺未遂をブログに載せたのですけど，この事件に関する新聞報道が朝日のみで地元新聞社が一様に沈黙を保っていることに無気味さを覚えました。
こういうことは結構，あちこちの自治体で起こっていて，目に見えにくいことが多いのでしょうね。10日付で掲載した，山口県防府市からの「情報」も，恐らくメールにて知らされなければ，誰も知らなかった現職市長の汚職事件だったのではないかと思います。
＃ 九条の会も狙い撃ちされてることが多いですね。参加者にスパイがかなりいるようです。
goo 当局によって，フィルターにかけられたブログの url は以下の通りです。
「不適切な倫理観の福井県庁」
http://blog.goo.ne.jp/kaetzchen/e/c6fe2039db9f584086112ca228bd940e
「「北朝鮮拉致」の実行部隊は暴力団だった！」
http://blog.goo.ne.jp/kaetzchen/e/24e70ae63ba83abf410b9d562b7d7c6a
友人の今大地さんをサポートしながら、この問題にかかわっています。
福井県知事に抗議文、監査委員には監査請求書を同時に提出し、現在、関連文書を情報公開請求中です。
記事をＴＢさせてくださいね。
相互ＴＢありがとうございます。
昨日、本が戻りました。
でもこれで一件落着にしたくないので、いつどこでだれが意思決定したのか、事実関係をあきらかにしていきたいです。
つれあいと岐阜県で行政訴訟（含む住民訴訟）を３０数件「本人訴訟」でやっていて、ここ数年、いくつかは最高裁で勝っています。「共謀罪」問題にも、もちろん反対してます。
あきらめないで、できることはしなくちゃ、と。
ブックマークにいれさせていただきますので、今後ともよろしくお願いします。