tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

秩父札所徒歩巡礼(1~10番)

2013-10-12 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
<今回> ①1番~10番 (2013.10.12)
②11番~24番 (2013.10.13)
③25番~30番~白久駅 (2013.10.14)
④白久駅~31番~小鹿野 (2014.5.25)
⑤小鹿野~32番~34番 (2014.5.26)


池袋から西武の特急レッドアローでやってきた。
10:04 西武秩父駅。晴天。多くの観光客がいる。今日から3日間、秩父三十四観音の札所を歩いて巡る。全行程はおよそ100kmに及ぶという。3日で30番まで歩く予定。バスで札所第1番を目指す。

発願の寺、第1番・四萬部寺。その名は、性空上人の弟子・幻通が4万部の仏典を読経し、経塚を築いたことに由来するという。境内の売店は、一番札所らしく、巡礼グッズが充実している。納経帳(1200円)を買う。朱印代は各寺300円。

10:45 門を出て、出発。里を抜け、山の勾配を上がっていく。1番からいきなり登り坂50分(ガイドブックのコースタイム)の歩きだ。

11:28 第2番・真福寺。山の中の寺。ここは無人で、納経所は山を下りたところにある。秩父札所はもともとは33寺だったが、16世紀初期にここが加わって34寺となったそうだ。西国33所、坂東34ヶ所と合わせて「日本百観音」。

実をたわわにつけた民家の柿の木。

ラッパのような黄色い花がいくつもぶら下がっている。エンゼルトランペット。とても綺麗だが、種や葉には猛毒が含まれているらしい。

11:55 第2番納経所・光明寺。

県道沿いの食堂でラーメンの昼食の後、
12:41 第3番・常泉寺へ。野良道の先、里山の麓を横に長く伸びる寺。

梁の龍の彫り物が見事な観音堂。

沢(横瀬川)を渡る。

13:02 第4番・金昌寺。

仁王門には大きなわらじがかけられている。徒歩巡礼にはいかにもご利益がありそう。境内にはおよそ1300という数多くの石仏が並んでいた。

第5番・語歌堂。柵や塀もなく開放的な立地。納経所は250mほど離れた別の寺(長興寺)にある。

武甲山に向かって南に歩く。10月とは思えないほど陽射しが厳しい。日陰のないアスファルト道を行く。

道端にコスモスが咲き乱れる。

ガマズミの赤い実に迎えられ…。

14:24 第6番・卜雲寺。

武甲山が正面に迫る寺。

14:43 第7番・法長寺。本堂は平賀源内の設計という。源内は鉱山開発の目的で秩父に滞在していたそうだ。
この寺を出た後、写真を1枚も撮っていなかったことに気づき、引き返した。朱印をもらい、ガイドブックを読み、写真を撮り、もちろん参拝もし…なかなか忙しい。

15:03 西武線をくぐり、第8番・西善寺。「ぼけ封じ」の寺とかで、「ぼけ封じ肌着」なる物が売られている。

境内には、樹齢560年、樹高9mという立派なコミネモミジが。

野辺に咲くピンクのユリの花。

西武線沿いに横瀬駅に向かって歩く。線路の向こうには三菱マテリアルの工場や社宅が。ビジネス客需要があるのだろうか、西武の特急レッドアローも横瀬駅に停車する。

セメント工場。

15:46 第9番・明智寺。本堂は六角形をしていて独特。そろそろ日が傾いてきた。

夕日に照らし出される武甲山を振り返りながら、田んぼの中の道を、今日最後の寺へ。

16:16 第10番・大慈寺。暑い一日だったが、夕暮れ時ともなるとやはり秋の気配が漂う。
17:00前に近くの宿に入る。

※今回の徒歩巡礼で使用したガイドブックは『秩父三十四ヶ所 札所めぐりルートガイド』。各寺の説明が詳しく、地図も徒歩向きにわかりやすく作られている。

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