tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

リビドー

2016-04-28 17:21:36 | 今日の出来事
あんまりトゲのある記事ばかり書くべきじゃないなと思う。
トゲはトゲを呼ぶからよろしくない。
トゲっていうのは、引っかからなくていいところに引っかかりをもたらしてしまうものだ。

たまには自分自身がトゲならぬ針とか串に突き刺さって
「どうだ、これで俺も身動きが取れない。あとは焼くなり煮るなり好きにしろ!」
と嘯いてみてもよろしい。

何の話かと言うと、朝立ちの話である。昨晩見た夢。

僕はなぜか、羽田空港の地下駐車場にいる。
(そういうものが実際にあるのか知らない。でもそういうことになっている)
しかし、僕は海外からLCCでド深夜に空港に着いたらしく、
その時間帯では「外に出られない」ということになっているらしい。
それで僕は苛立って、薄暗い地下駐車場の中をぐるぐる走り回っているのだ。
一歩を踏み出すごとに、まるでローラースケートを履いているかのように、
足が着地点よりスッと前に出る。スピードが上がるにつれて、足の前への出方が大きくなる。
その加速が面白くなって、僕は暴走を止められなくなる。
それがさらにエスカレートすればエクスタシーに行き着くと僕は知っていて、
その時、現実の自分に「朝立ち」を感じ取るのだった。
暑く感じたのか掛け布団ははねのけられていて、僕は腹から下のあたりに冷気を感じ始めた。

そこから夢精につながれば面白いのだが、
朝立ちというのは所詮、モノの海綿体に溜まった水分(尿)が膨張しているだけの作用に過ぎないので
(だよな?確か)尿意が強まって目が覚めただけだった。

性衝動が生んだ夢としてはなかなか面白い。
大空へ“飛び立つ”はずの空港という場所で、地下空間に押し込められてどこにも行けず、
そこでぐるぐるぐるぐる、欲求不満を募らせている。

鬱積する己の内部エネルギーを、なんとかしなくてはなるまい。