tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

賛成だ。江東区の「ロープウェー」構想

2014-06-09 15:59:17 | 今日の出来事
江東区 五輪ロープウェー要望

2020年に東京で開かれるオリンピックとパラリンピックに向けて、東京・江東区は、都心部と競技場が集まる湾岸部を結ぶロープウエーの建設を、東京都の整備計画に盛り込むよう要望することになりました。
江東区では、東京で開かれるオリンピックの28の競技のうち、最も多い半数近くが行われる計画で、区は今後のまちづくりに向けた基本計画の骨子をまとめ、6日の会見で発表しました。
大きな柱となるのは、都心部と湾岸部を結ぶロープウエーの建設です。
区の構想では、ロープウエーは、建設中の環状2号線に沿って、50メートルほどの高さに整備します。
港区の汐留エリアから江東区の豊洲に建設される新市場を経由して、競技場が集まる江東区の有明エリアまで、およそ4キロの区間を結ぶということです。
区はロープウエーがオリンピックなどに訪れた観客の重要な交通機関になるとともに、開催後も観光スポットとして活用できると期待していて、6月中にもロープウエーの建設を都の整備計画に盛り込むよう要望する方針です。
一方、250億円程度と見込まれる費用については、民間企業に働きかけて行政が負担することなく、建設にこぎつけたいとしています。
こうしたロープウエーは、2年前にオリンピックが開かれたロンドンでも整備されていて、江東区の山崎孝明区長は「湾岸エリアの交通網は今のままでは不十分で、観光施設としても十分、採算は取れると思う。今後、国や都に理解を求めていきたい」と話していました。
江東区が提案したロープウエーの建設について、東京都の舛添知事は、6日の記者会見で「いろいろ夢のある話があって結構だと思うが、お金を誰がどこから持ってくるかは行政の責任者として考えなければならない。検討する課題はたくさんあると思うので、江東区長から具体的な提案をいただいた上で考えたい」と述べました。(NHK)


確かに「お金をどこから持ってくるか」という問題はあるけれど、賛成だ。
前から東京都心にはロープウェーを通せばいいと思っていた。

正直なところ、「湾岸エリアの交通網」に位置づけるのは無理があると思うけど、
観光目的だけでも充分じゃないかと思う。
「マーライオンだけじゃ海外から観光客は呼べない」と、
シンガポールがセントーサ島までの海上にケーブルカー(ロープウェー)を渡したり、
マリーナ・ベイ・サンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイのような
シンボリックなランドマーク施設を作ったりしたのに倣って。

ああいう大きな構造物は、存在するだけで「都市のダイナミズム」を感じさせて、
都市の魅力を高めるのにつながる。

僕が昨年の夏休みの旅先にクアラルンプールを選んだのだって、
「世界最高層のツインタワー(=ペトロナスツインタワー)を見てみたい」というのが
念頭の一つにあったのは間違いないし。

頭上高くを行き交う“暴力的”な存在ではあるけれど、
「汐留~新市場~有明」という区間なら、民家(低層住居)もほとんどゼロだろうし、
環境破壊という意味での障害も少ないのではないか。
都心の「只中」ではなく「すぐ外側」を通るので、
都心の景色(とりわけ夜景)の好展望スポットになることは間違いないし、
レインボーブリッジ、ゲートブリッジ、羽田を離着陸する飛行機、
スカイツリー、台場や葛西の観覧車、ディズニーランドなどの眺望も期待できそう。

眺望が目的という点ではスカイツリーと役割が似るが、
スカイツリーは動かないし、高すぎて靄に隠れ、視界がきかなくなることも多い。
ロープウェーも悪天候の影響は受けるだろうけど、
「50m」というのは、「高みからの眺望」と「都市の中をすり抜ける迫力」が両立できて、
意外と手ごろな高さかも知れない。

バブリーなデザインが先走っている感がある新国立競技場の総工費が1692億円。
(一説によれば3000億円に膨らむとも)。
それに比べれば、そんなに高くはないと思うけどなあ…。

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