tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

なぜこんなに酷い夢を見るのだろう?

2013-06-29 09:25:48 | 今日の出来事
真夜中に見た夢。

曇り空の下、僕は恋人と一緒に丘の一本道を歩いている。
埃っぽい土がむき出しになった道で、幅は車1台分ほど。
あたりは見渡す限りさやさやと風にそよぐ草原で、人の気配はまったくない。
世界の果てのような場所だ。

突然、後ろから車が追いついてきて、運転していた男が僕と彼女を銃で撃つ。
僕と彼女はその場に倒れ、男は車のドアを開けて倒れた彼女の襟首をつかむと、
運転したまま少し離れたところまで彼女を引きずっていく。

男はその先に車を停め、車の下に潜り込むと、銃で四方のタイヤを撃ち抜く。
タイヤが潰れて車体全体が地面に落ち、男はそれに挟まれて息絶える。

…ここまででも充分酷い夢だ。

だが一番酷いのは、僕も彼女も、体も動かせず、声も出せない瀕死の重傷を負っているが、意識はある、
ということだ。

間もなく死ぬことは間違いないが、助けを呼ぶことも、言葉を交わすことも、
その上、離れているので、互いのわずかな気配すら感じ取ることもできないのだ。
(いや、もっと言ってしまおう。これが最期だとわかっているのに、
抱き合うことも触れ合うこともできないのだ)

何もできずに、意識だけが明瞭なまま、ただただ死を待つ状態。
…こんなに悔しいこと、理不尽なこと、屈辱的なことがあるだろうか?

ここで、「夢を見ている自分」が現れる。
「俺はなんでこんな酷い夢を見なきゃいけないんだ?しかも、これが初めてじゃないだろう?」
実際、内容を詳しくおぼえてはいないものの(思い出したくもない)、
この類の、「どうしてこんな夢を…」と愕然とするような酷い夢を、僕は過去に何度か見ているのだ。

そうしてうっすら目が覚めるが、構わず眠り続ける。
酷い夢の記憶をねじ伏せるように、強引に眠り続ける。

しかし、日が昇って朝になり、再び目が覚めても、夢の記憶は残っていた。

…俺は俺に何をさせたいんだ?痛切な悲劇のシナリオでも書かせたいのか?

   ◇

朝、ミンミンゼミの鳴き声を聞いた。
昨日の朝も聞いたが鳴き声は長く続かず、何かの聞き間違いかと思ったが、
どうやらセミに間違いないようだ。
まだ6月だというのになあ。

   ◇

1年もちょうど半分が終わろうとしている。
部屋中に掃除機をかけた後、昨年末の大掃除以来ちょうど半年ぶりに掃除機の紙パックを交換した。

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