tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

伊東一泊旅行 1日目

2016-12-23 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
11:46 伊東温泉旅行と言いながら、まずやって来たのは横浜。みなとみらい線馬車道駅から赤レンガ倉庫を抜けて「ピア赤レンガ桟橋」へ。55分間の横浜港クルーズへ。

すぐ隣の大桟橋には大型客船が泊まっている。クリスマスクルーズに出航する「飛鳥Ⅱ」だ。今晩17:30に横浜を出て、ショーやディナーを楽しみながら相模湾の沖をひとめぐりし、明朝9:30に横浜に戻ってくる。目を凝らすと、客室のバルコニーの窓を拭いている作業員が見える。全長241m、総トン数50142t、乗員乗客およそ1340名。日本最大の客船だけど、秋に乗ったイタリア・コスタの船が全長294m、総トン数92600t、乗員乗客およそ3920名だったから、それに比べるとやはり小ぶりに見える。

12:00 出航。赤レンガ倉庫を後にする。屋上デッキにいるけれど、風はあまり強くなく、さほど寒くない。

「飛鳥Ⅱ」の船首にまわりこむ。

大桟橋の先端部分に出る。手を振っている人がいる。手を振り返す。

みなとみらいエリア全体を見渡す。

ベイブリッジが近づいてくる。近くの鶴見つばさ橋の橋脚が「Y」を逆さまにした形で、こちらの橋脚が「H」。両方合わせて「横(Y)浜(H)」だそうだ。本当にそういう意図でそうなったのかな?

みなとみらいエリアが橋の奥にずいぶん小さくなった。うっすら富士山も見えた。

本牧埠頭。ガントリークレーンが立ち並ぶ。1基10億円です、などと解説アナウンスが入る。

祝日でもコンテナ船の荷積み作業は行われている。吊り下げられたコンテナがスムーズに横移動して、ピタリと位置におさまる。

カモメがそばまで寄ってくる。船の乗客におせんべいを投げられることでも期待しているのかな。

旋回する。再びベイブリッジへ。空が本当に澄みわたっていて、白い橋がよく映える。

橋の真下を通過。

横浜港で最も古い灯台という「赤灯台」。1896(明治29)年築造。ベイブリッジの橋脚の土台部分にもいたんだけど、陸続きでもないこの場所に釣り人がいる。釣り船が下ろしていくんだろうか。決められた時刻に迎えに来る手はずになっていて。ただ、もしも津波に襲われたら、完全に逃げ場はない。

アメリカ陸軍の施設だという「ノースドック」。こんな横浜中心部の目と鼻の先にも「日本人は立入禁止」という空間があるのか。

インターコンチネンタルホテルの前あたりで再び旋回。画像左手、新港埠頭には新たに大型客船のターミナルを建設するそうだ。有数の国際港・横浜は客船寄港回数日本一の港…と思いきや、2015年は博多(259回)、長崎(131回)に次いで3位(125回)。中国からのクルーズが増加しているそうで、地の利で九州が有利になるのだろう。

赤レンガ倉庫の前まで戻ってくる。広場では「クリスマスマーケット」が開かれていて、露店で肉を焼く匂いが海の上まで漂ってくる。

【横浜駅13:54―(踊り子117号)→15:21伊東駅】
横浜駅では、来た特急の自由席が空いていたので、それに乗って一気に伊東までやって来た。僕が子どもの頃にも走っていた「踊り子」号の車両が、いまだ現役。特急なのに窓も開けられる。今はあまり見かけなくなった、ピンチをつまんで上げ下げするやつ。宿の送迎バスは16:00。それまで伊東の町を散策することに。

いくらクリスマスと言っても、これはやりすぎじゃないですかねえ…。商店街にて。

15:37 海に出た。オレンジビーチ。

夕陽を真後ろにしているので、影がとても長い。
…さて、温泉へ!