tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

仙人ヶ岳・深高山・石尊山

2014-05-18 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
一昨年5月昨年5月にも登った、足利の仙人ヶ岳へ。毎年の恒例行事にしているわけじゃないけど、たまたまそうなった。この山は年々メジャーになってきているようだ。かつてはすれ違う登山者がひとりもいないことも珍しくなかったのに、今回はなんと、大型バスを貸し切って登りに来ていた一行がいた。山は静かなのが一番なのだが…。
10:03 埼玉の実家から70km弱、2時間のドライブ。車を置いて歩き出す。

沢伝いに行く。
(10:33 生満不動尊で持ってきたレーズンパンを食べる。15分ほど休む。今日はのんびり行こうと思う)
(11:11 熊の分岐通過。尾根に取りつく)

北側に見えるあの山は何だろう?男体山?日光白根山?(帰宅後に調べた。皇海山だ)。今日は視界がいい。来る途中のドライブでも、広々とした田んぼに出ると、富士山や秩父・妙義・赤城の山々がよく見えた。

(11:36 頂上で折り返し)
新緑の尾根を行く。ところどころ地面の下草や木の根元が黒く焦げていた。(帰宅後調べると、やはり最近山火事があったらしい)

12:10 いつもの“松田川ダム展望ポイント”。おにぎりの昼食。ウグイスが梢を飛び渡りながら「ホー…ホケキョ!」といい声で鳴く。遠く(東南東)には筑波山から加波山へ連なる峰が見えた。

13:02 犬帰りの鎖場の手前で中高年の一団に追いつく。鎖場を通りたかったが、彼らの順番待ちに付き合うのも面倒なので、巻き道を行く。するとなんと、カモシカと遭遇。この山で出会うのは初めて。回り道も厭わずするものだ。カモシカは、僕が写真を撮っている間はじっと立ち止まってこちらの様子を窺っていたが、撮り終えると、ハー…ハー…と長く低く荒い息遣いをさせながら走り去っていった。

いつもの“岩の上”。南側、深高山(左)~石尊山(右)と連なる峰を見渡す。余裕があれば今日はあの山にも登ろうと思っている。あの山並みに向かって「ヤッホー!」と叫べば結構いいこだまが帰ってくるのだが、今日は山に人が多い。やめておく。

東側、松田の集落を見下ろす。なぜか屋根が青い家が多い。

14:18 杉木立の中の分岐点に下りる。右へ行けば車が置いてある猪子トンネルの西側、左へ行けばトンネルの東側に下りる。奥へ進めば深高山への登山路。さて、どうしようか…今日は往復4時間のドライブ。今まで山を歩いたのも4時間。所要時間が同じというのもなあ。せっかくだから、山をもう少し満喫しようか。直進する。

14:54 深高山頂(508m)。眺望はきかない。

のんびりと尾根を歩く。先ほど“岩の上”から見渡した稜線だから、自分がどこを歩いているのか、イメージしやすい。

15:29 石尊山頂(486m)。「二等三角点」の石柱が埋まっているが、「点」が旧字で(左側が「黒」になっているやつ)、「角」も独特な書き方をしている(つくりの中に「人」がいる)。設置されたのは相当昔なんだろうか。

南側に採石場がある。山がまるまるひとつ削られている。何か特殊な石なんだろうか。敷地の別の場所には無数の太陽光パネルが敷かれていた。

岩場の上に乗ると、視界が開けた。北側、仙人ヶ岳方面。木々が紅葉のように赤っぽいところがあるが、どうやら茶色く立ち枯れているようだ。この山を下りたら、下に見えるこの谷間の道を、車を停めたところまで歩かなくてはならない。

北西側には赤城山が。西には浅間山も見えた。東京方面は残念ながら、ビル群がうっすら見えるものの、どこと同定できるほど鮮明ではない。スカイツリーもわからない。

16:24 麓の石尊不動尊に下りる。

右手に石尊山を見ながら、3.6km、バス停6区間分をのんびり歩く。
(17:19 車を停めた場所に戻る)

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