tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

不注意で落っことした物

2013-11-20 17:36:51 | 今日の出来事
スーツのパンツを落っことした。

もちろん、着用中にではない。

クリーニング店からスーツ上下を3着引き取った帰り、袋に入れてもらうのを断り、
(無用なレジ袋は断るのだ)
片手でハンガー3本をぶら下げて自転車で帰ったら、
どうもそのパンツだけ途中でハンガーからすり抜けて落っこちたらしい。

ハンガーは針金製で、パンツを噛ませる留め具のようなものはなく、
2つ折りで掛かっていただけの状態だった。
パンツの生地もツルツル滑りやすいものだった。
夏用で軽くできていたため、落ちても「バサリ」とも言わなかったのだろう。

引き取ったのが水曜日で、そのまま家の鴨居に掛けておき、
ビニールをはずしてクローゼットにしまおうとして、ないのに気づいたのが土曜日。
つまり、なくなってから3日後に気づいたということ。
最初は店のミスかとも思ったが、店員さんと話してみる限り、そうではないようだった。
クリーニング店からうちまでの350mほどの道々も見てみるが、落ちてはいなかった。
誰かが拾って捨ててしまったか、まさか「自分で穿ける」と思って持ち去ってしまったか。
名前のタグも付いていたし、折り目もピシッとしていたから、
「ボロボロの布きれ」と見なされるほどひどい見た目ではなかったと思うけどなあ。
空地のフェンスにでも引っ掛けておいてくれてもよかったのに。
クリーニング店の店員さんはそばの交番にも訊いてくれたらしいが、届けられてもいないそう。
仕方ない。諦めるか。

ただ実のところ、なくす前から、そのスーツの「処遇」については迷いがあったのも確か。
今回クリーニングに出した3着は夏場だけ6シーズン着たが、
「そろそろ寿命?」と思わなくもなかった。
破けているとかテカっているといった見た目に明らかな不具合はなかったが、
スーツから醸し出される貧相さというのは、わずかでも際立つものだからなあ。
メッシュのように透けるような薄い生地でできた「夏用のスーツ」という存在にも
「邪道」を感じなくもなかったし。
生地の薄さゆえか、肌にはりつくような、突っ張るような、しっくりこない感じもあったし。

誰かの受け売りだが、「ときめかない」服とは、おさらばしてもいいかも知れない。

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