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子どもや孫にどんな社会を残していけるか

2009-08-29 | まいにち

明日はいよいよ衆議院議員選挙の投票日です。

 マスコミは、4年前にそうであったように あれかこれかと大宣伝を繰り返しています。

 でも大事なのは中身です。私たちがどんな社会を子どもや孫に伝えようとしているのかです。

  今日本は先進諸国の中でアメリカに次いで2番目に子どもの貧困が問題とされる社会になってしまいました。 

  親が金を持っているかどうかで、子どもの将来までもが決まってしまうような社会は造り変えねばなりません。

 仲間を大切にしあえるような仕組みを、 違いをお互いに認め合えるような街をつくっていくためにしっかりと考えて投票しようと思います。

 

 

◇子どもは希望

 いま、真っ先に取り組みたいことは子ども政策。今年の予算委員会でもとりあげましたが、特に「子どもの貧困」に取り組む必要があります。日本社会では格差が拡大し、貧困な家庭に生まれた子どもは生涯にわたって、そこから這い上がれない状況が生まれています。子育て世代が不安定雇用で貧困化しているという問題もあり、そもそも子どもが生まれてくることすらできなくなっています。

 どんな時代も、その社会が子どものことをどう考え、守っていくか、ということに社会の価値観が現れているものです。イギリスでは、貧困家庭に生まれた子どもが、そのせいで学校に行けなくなることがないよう、すでに対策をしてきました。アメリカでも、保育所の拡充や親の貧困対策が行われています。日本では経済成長してきたのをいいことに、子ども政策が手薄で、少子化がすすんでいます。子ども達を確かに支えることを国民的コンセンサスにしたいし、日本はそれができる国だと思います。

 アメリカで、オバマ大統領は、戦争で傷つき格差が拡大したアメリカという国家を、もう一度一つにしようと訴えました。日本の政治に欠けているのは希望と心をひとつにする政策です。

 日本が、戦争、貧困、感染症など、時代の困難に立向うときの希望は子ども。率先して保育や子どもの教育に力を注いだ北欧のように、子どもたちを貧困にはおかず、それぞれの能力を開花させるべきです。

あべともこ(ともことかえる通信№35より抜粋)

 

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