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住まいは人権! 一般社団法人協働舎
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「医療とは、命を救い育むもの」

2016-07-17 | まいにち

出生前診断・・・が始まる前から言われていたことですが、導入から3年が経ち、染色体異常の+反応が出た人の約8割が中絶をしていることが今朝の新聞に出ています。

もちろん「安易に中絶」とは言えないかもしれませんが、中絶が増えているのは事実です。8割もの人が中絶を選んでいるのですから。

僕が心配に思うのは、このような中で「出産」を選択した人たちに

「検査で陽性だったのに、産んだのはあんたたちの責任でしょ」といった言葉や行いが出てきはしないかということです。

 この記事で武田康男さんも話されていますが、「産みたいと思う人が、ためらわずに産める環境も整っているとは言えません。障害のあることその家族を支えるには、産科や小児科、療育施設、親同士や地域のつながりなど、包括的な社会基盤が必要です。妊婦にそれらの情報を確実に提供するシステムも。」

 私が学生時代、故郷の兵庫県では知事の音頭で「不幸な子供を産まない運動」とやらが進められていました。また、あの石原慎太郎は知事時代に10度心身障害児施設をお東レ「この子たちは生きている価値があるのかね」なぞとほざきました。

 こんなことがこれから先またあってはならないと強く思います。

 

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