トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2018.2.20 奥美濃 天狗山 山スキー

2018-02-21 06:35:45 | ブログ

遠かった天狗山

続くスキートレール(下降途中で)

満足度100%間違いなしの花房山を望む

昨日からしばらく好天が続きそうなのでじっとしておれずどこかの雪山を楽しむことにした。今日は16時から用事があるので、それまでに帰れる奥美濃の天狗山を選んだ。朝5時30分に自宅を出発。登る予定の北東尾根近くの揖斐川支流親谷出会いに7時頃到着。左岸の林道駐車すスペースの雪上に車を突っ込んでおく。登る予定の北東尾根取り付きは親谷の川幅が数10m以上あり、全面凍っている。どのように取り付くか、どこか渡渉地点がないか、しばらく探すが渡るのは無理とあきらめる。親谷にかかる橋の左岸からトラバースすればいけそうなところを見つけ(最初の写真)、そこから取り付くことにして7:46スタート。急斜面と腐り気味の雪で難渋し、尾根に出るのに1時間近くかかってしまった。この少し前にスキーを履いたが、尾根に上がってからは沈み込みはなく、しごく快適だ。しばらく、これころ山スキーだと、ルンルン気分で高度を稼ぐ。途中で行動食のパンを車の中に置いてきてしまったことに気づき、がっくりするがカップヌードルがあるので何とかエネルギーは持つだろうとそのまま進む。時々現れる急斜面のスキー操作に勘が戻らず遅々として進まない。3時間もあれば頂上に着くとおもっていたので、90分経ってGPSで現在地を確認したら、何とまだ5分の一も進んでいないことにがっくり。ここから一気にバテ始めてしまった。高度を上げると奥美濃の高山達が美しい姿を現し始め、時々立ち止まつてはカメラに納める。途中からシールに雪が下駄状に付着し始め、その重さに閉口する。頻繁に立ち木に板をぶつけくっついた雪を落とす。とても3時間で登れそうもない。地図から見て今のバテ具合では頂上まで5時間以上かかるかもしれないので、午後1時を退却のタイムリミットを定める。100歩毎に30秒休憩を繰り返し、ようやく待望のジャンクションピークに出ると目の前に待望の天狗山のピークが現れた。そこまで続く雪庇に気を付け最後の急斜面を登ると12時38分、ようやく待望の天狗山頂上に着いた。頂上には控えめに”天狗山”と書かれた小さなプレートが樹の枝にぶら下げてあった。予想通り5時間弱かかってしまったがこれで一安心。頂上からは360度の視界展望が開けている。昨年登った花房山の雪をまとった姿は神々しい。カップヌードルで昼食をとり記念写真をとってから、下山に移る(13:15)。体力に余裕があれば一気に滑り降りることが出来そうな斜面が続くが、今のバテ具合では力が入らず、樹々を俊敏に避けてターンする自信が無い。残念だが転倒しないように安全に滑り降りることに徹する。それでも踏ん張れず何度も腰砕けで転倒した。ヘルメットにも数回助けられた。登りで難儀した最後の急斜面の近くまで行くと愛車が下の方に見える。最後の急斜面を板を外し、腰近くまでズボズボ埋まりながら、そして転倒して親谷の川まで滑り落ちないように慎重に下り、15:38車に戻った。あー、疲れた。





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