トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2018.2.15北八ヶ岳  ワカンで低山スノーハイク(茶臼山)

2018-02-17 06:27:27 | ブログ

楽しいスノーハイク

ハジさんとスノーハイクに行きました。ハジさんは冬山経験はゼロに近く、山登りも8か月ぶりで不安そうなので、いつも2月にスキーでいっているピラタス蓼科スノーリゾートのロープウエイで簡単にアクセスできる茶臼山に登ることにしました。無雪期なら全行程で4時間もかからない天上の楽園コースで、ロープウエイ終点駅 - 五辻 - 出逢いの辻 - 大石峠 - 茶臼山 - 縞枯山と茶臼山の鞍部 - 五辻 - ロープエー終点駅 - 始発駅(駐車場)の周遊をルートにしました。また今回はスノーシューハイクならぬワカンハイクです。

終点駅で登山届を書いていたりして、もたもたしていたら、ロープウエイ―同乗の他のパーティーはとっくに姿が見えなくなっていた。登山にはかなり遅い11:00頃にスタート。歩きだしてすぐにずぼずぼと大腿部まで埋まつてしまい始めたので早速、スキー板をつけるが、ハジさんの板には面倒でシールをつけてやらなかったので登りに苦労をかけてしまった。天気は曇り、時々雪が舞っている。記憶では五辻まで下りが続くはずなので山スキーで一気にその地点までトラバースする予定だったが、出だしの登りに騙されて、すぐにスキー板を放棄し、ワカンに履き替えた(この判断ミスで下りに時間がかかってしまった。実際はスキー放棄した地点のすぐ先から下りが始まり、五辻までスキーを使えば、歩きに比べて少なくとも30分はセーブできたはず)。余りの雪景色の美しさに興奮気味に写真を撮りまくり、五辻には11:52に到着。 しばらく雪でたわんだ樹々の枝をくぐり抜けながらの楽しんスノーハイクが続く。五辻で直接、茶臼山への最短距離をとるか、茶臼山の裾を回り込み反対側から茶臼山に登り、計画通り周遊してくるか迷ったが、ここまではトレースがしっかりついていたので夏のコースタイムと余り差は出ないだろうと判断して後者にルートをとる。このコースは今は真っ白な世界だが、春、夏は花の咲き乱れる天上の素晴らしいハイキングが楽しめることだろう。しばらくするとトレースが薄くなり所々ズボズボと埋まるようになる。出逢いの辻を 12:25に通過。大石に13:21着。夏のコースタイムの倍の時間がかかってしまった。ここからいよいよ茶臼山への登りが始める。しかし当てにしていたトレースが無く、ラッセルに難渋し始めたので、ハジさんの体力を考えると引き返すことが脳裏をかすめたが、決断できぬまま進んでしまった。心配したとおりハジさんにはこの登りは堪えたようで何度も息を整えていた。頂上手前では176cmの自分でも大腿部以上の積雪量でラッセルでスピードが著しく落ちた。ハジさんにはきつかったと思う。この登りでかなりを時間を費やしてしまい、頂上には予定より1時間遅れの14:50に到着。こここから先は周遊コースをとらなかった多くの人達のお陰で快適なトレースがしっかりついている。縞枯山と茶臼山の中間鞍部に15:06着。時間が無いので休憩はとらずここからすぐに五辻へ向かう。途中、一か所、方向を間違え正しいルート探しに時間を食ったが、無事に見覚えのある五辻に到着。ここから最後の40分の登りでロープウエイ終点駅に近いスキーデポ地点に16:20にやっと戻った。もうすでにスキー場の営業は終わり、ロープウエイも運転していない。パトロールの帰ってしまった誰もいないゲレンデを二人で縦横無尽に舞い滑り降り、愛車の待つ始発駅駐車場には16:50に到着(スキーの威力は絶大!)。予定より2時間ほどオーバーし、時間に追われて休憩もほとんど取れなかったので、ハジさんには大変だったと思うが達成感で満足そうだった。花の時期にまた来てみたいコースでした。

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