鈴鹿山脈主脈の縦走も残るは安楽峠(安楽越)から油日岳を残すだけとなっている。体調は今一つだが思い切って残りの区間の一部である安楽峠と鈴鹿峠間の縦走に出かけた。5時前に出発。名二環の工事の為、名古屋高速経由で名古屋西ICに向かったが、間違えて伊勢湾岸道路経由になってしまい、さらに、名阪への合流点を通りすぎて大安の方まで行って戻ってくるというヘマをやらかし意気消沈状態で鈴鹿峠の登山口に到着。やっぱりルートのシュミレーションを前もってしっかりやっておかないといけない。
7時ちょうどに登山口を出発。展望の全くない樹林帯を進むので休む気も起きずどんどん進む。ピークにはそれぞれ山名標識にあるが思えてもすぐに忘れることはわかっているので写真だけ撮っておく。ところどころに危険個所があるという情報をネットで見ていたのでザックに7mmザイル、シュリンゲ、カラビナ、ヘルメットを忍ばせておいた。2時間近く歩いて疲れてきた頃。この縦走中のメインのピークである四方草山北峰には8時36分に到着。主脈から外れたところにある霧ヶ岳と北山に立ち寄った後、しばらくして錐山に に到着。ネット情報ではここから大峠という名の鞍部への下降が悪いらしい。足がすくむという記述もあったのでどのようなところか少々不安があったが、そのような恐怖を感じさせられる処はなかなか現れず、どこなんだろうと思っいながら進んでいくうちに次のピークについてしまった。結局、ザックに忍ばせておいたクライミングツールは余計なお荷物になった。ピークからはいよいよ安楽峠に向かって下り始める。ところが途中にあった標識の安楽峠への矢印が進んできた方向とは逆方向になっていて、おかしいなとおもいながらも登り返し、再び読図をしてくだるのだがまたもや、その標識のところに戻ってくる。そんなことを15分くらい繰り返してから、標識が間違っていると判断して下ると、やはりしばらくして安楽峠の林道が見えてきた。今回は数多く経験した鈴鹿のコースの中でも最も展望のない味気ないコースだったが、全く頭の中になかったシロヤシオが見れたことが実にうれしくて、それだけで十分満足できた山歩きだった。
コースタイム:
鈴鹿峠 7:00 四方草山 8:36 北山 錐山: 9:23 安楽峠 10:25
東海自然歩道登山口、三子山経由で鈴鹿峠: 12:12
この後、時間が余ったので鈴鹿峠から高畑山を往復した。展望は最高の部類。
鈴鹿峠: 12:25? 高畑山: 13:38 頂上で40分休憩 鏡岩に立ち寄り、鈴鹿峠 15:10
<忘備録>
食した物: クリームパン1,どら焼き1,バナナ1,チョコ4, 水 1L(2L持参)