奥に和良岳。すれ違った品の良さそうなオバさんは”この山を所有しているが登ったことがない”と笑って言っていた。
落ち葉の道はなんとなく楽しい。
17,18日と1泊で温泉に行きました、。前日にインフルエンザの予防注射をうったので長時間の山歩きは自重しましたが、温泉だけでは少々、物足りないので小さなお山でも登ろうと手ごろな山を探した結果、温泉地からやや手前の和良村にある和良岳(715.6m)の2時間から3時間程度のハイキングコースをゆっくり歩いてみることにしました。7か月ぶりの妻との歩きです。知人のご夫婦の腎移植手術当日でもあり、手術の成功を願う祈願ハイクでもありました。
和良村の86号線沿いにある公共駐車場に車をおいて11時20分頃に出発。ハイキングマップに従って歩いていき、二か所に和良岳と書いた方位プレートのおかげで迷うことなく登山口に行けます。登山口といっても日ごろ経験する登山口と違い、こじんまりとしているので見落とさないように注意が必要です。さて、いきなり急登で気合の入っていない体にはこたえます。一か所、間違えて尾根から尾根へトラバースすべきところを、その尾根の間の谷筋を直登してしまい、引き返すミスをしました。落ち葉が堆積している今のような時期は踏み跡が本当に分り難いです。尾根にでるとザクザクと落ち葉を踏む音が気持ちの良い登りが楽しめます。まさに紅葉真っ盛りでした。途中、陽の当たるところで1回だけ休憩して頂上には12時35分に到着しました。休憩を含めて、かなりゆっくり歩いても登山口から約1時間でした。頂上には地元の小学生達が担ぎ上げた木片プレートかたくさん横たわっていました。頂上からは和良の町が一望できることを期待していたのですが、樹に囲まれて暗く全く展望はありません。少しの間、立ち休憩をしたあと、周回コースで戻ることにして横谷林道に向けて出発。途中で1回、のんびりとコーヒータイムを取りました。こういう時が小さな至福の時です。横谷林道手前の暗部にお地蔵様がありました。国土地理院の地図に、そこから破線のショートカットの道が載っていたので少し、その方向へ下ってみましたがすぐに廃道状態になったので引き返しました(後でハイキングマップをみたらX印がついていました)。横谷林道に13時39分、飛び出した。ここからは1時間近い高度差500mほどの林道歩きです。ハイキングマップにはのっていない下洞陣屋遺跡(広いです)や、のどかな山村のあちらこちらに寄り道しながら14時40分頃に無事、駐車地に戻りました。
メモ
和良岳近くには戸隠神社の重ね石(新潟県にある200名山戸隠山ふもとの戸隠神社との関係が面白い))、金山にある古代ロマンに思いをはせさせられる巨石群遺跡などなど見どころが多く、最近は低山歩きがメインになってきた私が所属する山歩き同好会やペタンク同好会で、温泉と併せた1泊登山を計画するといいかもしれない。
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