トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2022年5月28日 小川山、瑞牆山、天狗山

2022-05-29 12:21:54 | 日記

小川山への道の途中からの瑞牆山


昨年登った御座山(天狗山の頂上より)

3時過ぎに自宅を出発。小渕沢、長坂間が事故で通行止めの表示が所々に出ていて心配したが何の事故形跡もなく無事に瑞牆山荘に到着(渋滞情報もそうだが、なぜ情報の更新がこれほどに遅いのだろうか)。ところがまだ7時前にも関わらず、駐車場は満車で停めることが出来ず路肩に停めた。出発準備をしている間に路肩駐車も余裕もなるほど多くの車が並び、30分も遅れて着いていたらかなり遠くの路肩に停めなければならなかっただろう。それほど瑞牆山は人気の山らしい。

6時45分頃に駐車地をスタート。何年も前に、所属するシニアの山の会で一度来ているが、完全にすべてを忘れていて、登山口からしてうろうろする始末(車が多すぎて)。スタートしてしばらくは緩い勾配の樹林帯が続き、新緑がとても気持ちがよい。30分程度で尾根に出ると早くも目の前に岩峰群で構成された瑞牆山が姿を現し、その迫力に圧倒される。富士見平小屋に7:23到着。すこしトラバース気味に進み瑞牆山への道を分けると今までの騒がしさが嘘のように静寂な雰囲気に変わり、せかせかしていた気持ちが穏やかになて来た。特に八丁平までしばらく続く沢沿いの小径は新緑と清流との競演でとても気持ちの良い歩きだった。八丁平からはしばらく急な登りが続く。それにしても今日は思いのほか風が強く、長袖下着とTシャツでは体が冷えて途中でとうとう我慢できずに雨具を羽織るほどだった。雨具は着心地が悪い。余分な荷物になるがやはりウインドヤッケのしなやかさはバカにならない。途中の岩場で写真を撮っている若者に出会った(二言三言、言葉を交わした程度で、お互いに個人的なことは何も話さなかったがYMAPに投稿した私の日記を見て、翌日、彼からコメントがあり、同じ市内在住と知った)。この岩場のところは小川山への行程中、唯一の展望地で写真撮影には最適の所だ。特に甲斐駒ヶ岳から続く残雪の南アルプスの眺めはすばらしいの一言だ。たんたんと歩を進め、小川山と瑞牆山の分岐点をしっかり確認して、最後の登りにかかる。廻り目平からの道と合流するといよいよ頂上間近の雰囲気に嬉しくなってくる。そして9:53小さく切開かれた小川山の頂上に到着した。残念ながら頂上の展望は限られているが、なによりも誰もいない頂上はなににも気遣うことも無くのんびりと落ち着けける。少し腹ごしらえをして、そろそろ腰を上げようとした時、廻り目平経由で単独の方が到着した。このようなマイナーな山にくる人は単独行の人が圧倒的に多い。最近山梨100名山を始めたとおっしゃっていたが、私の齢になるまで10年以上あるので、それまでには余裕で達成できますねと言ったら笑ってみえた。会話が楽しくなる清々しい感じの人だったが、このように気軽に話ができるのもお互い単独行同士だからだろう。20分程度の滞在で頂上を後にして瑞牆山へと向かった。来た道を戻り、途中からショートカットの道に入る。アップルウオッチを最近購入し、そのGPSで軌跡を確認するのが目的だったが、それが災いして、コースに入るところを間違えてしまった。理由は現在地特定の反応が遅く、かなり進んでから現在地が特定されたためで、樹林帯の影響なのか、スマホと連携させていなかった為なのか理由は分からない。往きにしっかりと確認したことが無駄になってしまいガゼットに頼ったことを反省。正規の踏み跡に戻ってからは踏み跡や赤テープがあるので。迷うことはなかったが、赤テープ確認作業の繰り返しと歩き難さで大幅にペースが落ちた。11:51瑞牆山の頂上に到着。ここは静寂の小川山頂上と違ってひどい混雑振りで一気に今までの山旅気分が吹っ飛んでしまった。ここは観光登山の人たち広々とした岩場の頂上で静かにのんびりと食事を摂り、展望を心行くまで楽しむという期待は残念今の季節の瑞牆山では無理なようだ。別世界にいるような居心地の悪さに写真撮影を済ませるとさっさと頂上をあとにした。13:40頃、無事に駐車地に到着。好天に恵まれ新録の美しさを堪能できた山旅だった。

この後、まだ時間に余裕があったので信州100名山の一つである天狗山に登った。

コースタイム
瑞牆山荘付近の路肩駐車地発:6:41
小川山頂上:9:53
瑞牆山頂上;11:51
駐車地:13:42

メモ:
・ショートカット中、折れた枝の突起に伸びあがったタイミングで頭に突き刺さるように当たり悶絶。ヘルメットは必要か。
・ショートカットコースに入るところを間違えた。事前にしっかりと地図を見て地形を把握すべきだった。

<忘備録>
食した物:
バナナ1本、クリームパン1個、押し出し式小豆羊羹6本(歩きながらでも食べれるので一番のお気に入り)、飴1個(これ以外の持参品:アーモンドチョコ1箱、エナジージェル2個、柿ピー小2袋、大判焼1個、カロリーメイト1袋、kitKat2個,、クリームオー6個入り1袋、アミノ酸小分け品1袋、梅干し1個、飴6個、クエン酸2個、カントリーマーム3個)

水:
1L弱を使用 (約3L持参: 麦茶0.6L、水 1.5L,水1L)

装備;
雨具上下、ビバーク用SQL、モンベル防寒服、救急セット、ラテ、スマホ2個(1個はカメラ専用兼予備)、休憩マット、モンベルローカットブーツ、ストック1本、オスプレーケストレル28L(オリジナル背面プレート入り)、小物(ナイフ、ポイズンリムーバー、マダニリムーバー、母指球用シリコンパッド、モバイルバッテリー、テーピング用テープ、ライター、防水マッチ、キズバン、グラスリテイナー、サングラス、ティシュ、ローソク、消毒用キャツプ、国土院地図、山と高原地図、ハンケチ、アップルウオッチ、普通の腕時計、その他

行動着:
冬用ジオライン、赤ワコールTシャツ、モンベルブリーフ、モンベルズボン、厚手靴下、絹のハット、スポーツタオル、作業用革手袋、

その他: コースタイム詳細、軌跡はYAMAP  クラハイ小牧A参照

写真整理中

路肩まで瑞牆山の登山者の車でびっしり

瑞牆山頂上へはこの岩峰の裏側に回り込んで登る

頂上間近の最後の登り

頂上は登山者でいっぱい。ビックリ


ここから天狗山