トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2022年11月9日 夜叉ケ池登山口から藪山の三国岳へ

2022-11-10 11:24:32 | 日記

夜叉丸頂上付近から三周ケ岳(左)と高丸。その間に見えるのは釈迦嶺と金草岳か?

8か月ぶりに奥美濃の山歩きに出かけた。たまたま揖斐川町のホームページをのぞいてみたら今月の16日で登山口に続く林道は閉鎖になるようなので急遽出かけた。4時少し前に家を出た。途中にある道の駅でこしらえてもらった弁当を食べ、登山口に6時30分頃に到着。駐車場がとても広くて、夜叉が池散策コースの人気ぶりがうかがえるが、まだ一台も駐車していなかった。ここが登山口の三周ケ岳には20年も前に家族で一度きているが、来年の積雪期にすぐ隣にある奥美濃第三位の高峰、高丸に登りたいと思っているので、地形感を取り戻すために、藪山ではあるがまだ登ったことのない三国岳を選んだ。

7時少し前に登山口を出発。まだ紅葉の名残が美しい沢沿いの登山道は清々しい気持ちにさせてくれる。迫力満点の夜叉壁を見ながら最後の岩場を抜けると見覚えのある夜叉が池の上部稜線に飛び出した。風が冷たい。ここから右に向かう人気の三周ケ岳とは真反対方向にある夜叉ケ池山方面に向かう。昔ならなんということもない登りだが、途中にあるピークまでには所々に岩稜気味の個所が現れ、極端にバランス感覚が衰えてきている私は自分でもいやになるほどぎこちない動作で慎重に登った。ここまででも濡れた笹でズボン、上着が大分濡れてきたので、夜叉丸ピーク手前でカッパ上下を着こみとロングスパッツも着けた。夜叉丸に8時31分に到着。展望がすばらしく写真と撮りまくった。ここから11分で夜叉ケ池山に到着。ここまでは覆いかぶさるような笹道だが踏み跡はしっかりしていて難儀しない。ここから三国岳は踏み跡らしきものはあるが、完全に藪山の範疇だ。所々にある赤テープに助けられて進むが、逆にテープに惑わされる時も多々あったり、自分では、歩きやすいと思ってとったコースが歩きにくかったりして思いのほか時間がかかり、10時4分に三国岳頂上に到着した。頂上も笹薮の中だったら”いやだなー”と思っていたが広く切り開かれていて安堵した。まだ時間が早いので左先方まで行くことも考えたが怠け心に負けて、このピークでどっかりと腰を下ろしてしまった。カップ麺(蕎麦)で体を温め、乾いた喉を潤す(水を1.5L持参したが、2日前にメルカリで入手したオスプレー容器の水は臭くて我慢できず飲めなかった。未使用との説明だったが容器変色、マグネツトさび付き状態)。山座同定を楽しみ、いつもより長すぎる休みをとってから、下山に向けて出発。帰りは基本的に尾根通しに歩いたが、こちらが正解だった。夜叉丸から下る途中に見えてきた夜叉ケ池はとても美しかった。少々、シャリバテ気味ななりながら14時に登山口到着。

コースタイム
  登山口発: 6:46    三国岳: 10:04 / 10:43     登山口: 14:01

(忘備録)
食したもの:
  バナナ1本、 カップ麺、 エナジージェル1,ミカン1
  (食べなかったもの: メロンパン1,アーモンドチョコ1箱、カロリーメイト、柿ピー、ビスケット類、ティック羊羹数本、
    飴、チョコ類、