「三遊亭圓窓師匠死去」

また一人、ベテランの落語家がお亡くなりになりました。
三遊亭圓窓師匠　81歳でした。
圓窓師匠がお亡くなりになったことで、昭和の名人•六代目圓生師匠の
直弟子は、一人もいなくなってしまったということです。

私が学生時代、圓窓師匠と小さん門下の小三治師匠は、ライバル視されていました。
「笑点」でレギュラーを務めるなど人気落語家だった圓窓師匠は
本業でも「圓窓五百噺」という会を企画。
埋もれている落語の発掘に精力的に取り組みました。
確か西武関連の企業が協力しついたのではないかな。
池袋で「五百噺を聴く会」が開かれていて、
私もよく通ったものです。

晩年は、「七代目圓生」の名跡を現圓楽　故圓丈らと争って話題になりました。

私が最後に師匠をテレビで見たのは、先代圓楽師匠の引退問題のとき。
自身の落語に納得いかなくなった圓楽師が引退を賭けて「国立名人会」で「芝浜」を
口演した。
出来に満足しなかった師が「引退」を口にすると
傍らにいた圓窓師が「兄さん、まだ出来るよ」と声をかける。
ただ、不勉強な人が編集したのでしょう。
テロップは「関係者」となっていました(￣▽￣)

ご冥福をお祈りします。

一龍斎貞鳳 三遊亭小金馬 江戸家猫八「お笑い三人組」

もう1日　古い映画のお話です。
ラピュタ阿佐ヶ谷で上映された「お笑い三人組」
1958年の作品。

私と同じ還暦過ぎた方が、このブログお読み頂いてるとしたら
「お笑い三人組」というNHKで放送されていたドラマ
ご存知だと思います。
一龍斎貞鳳　三遊亭小金馬　江戸家猫八という
当時人気のあった芸人さんがトリオを組んだドラマ。
その映画版ということで観に行きました。

同じ横丁に住む三人組。
警察から、大金持ちの子供を1ヶ月預かってくれと頼まれます。
お礼はたんまり　という言葉を信じて預かりますが
これがとんだ悪ガキ。
おまけに、金持ちの子供というのも嘘。
三人組は、どこかに置いてこようとするのですが
子供は戻ってきてしまう。
困り果てた三人組は•••
というお話。

1時間に満たない映画ですし、ま、内容をあれこれ言っても仕方ない。
私にとっては、子供の頃見たドラマに再会できただけで満足でした。
ただ、残念だったのは、テレビ版で活躍していた
楠トシエさんや武智豊子さんが出演していなかったこと。
三人組との掛け合い見たかった。

エノケンの「近藤勇」＆「ちゃっきり金太」

皆さま、おはようございます。
私の住んでいるところは横浜ですが、大分雨がひどくなってきました。
雷も鳴ってます。
やはり、台風やばそうですね。
私は明日出かける予定があるのですが、どうなることやら？
皆さまも、お気をつけください。

さて。古い映画のお話です。
京橋にある「国立映画アーカイブ」で上映された山本嘉次郎監督の作品集から
「エノケンの近藤勇」と「エノケンのちゃっきり金太」
1935年と1937年の作品。
私が生まれる20年以上前の作品ですから、ほんとに古い^_^

「近藤勇」
エノケンは、近藤勇と坂本龍馬を演じます。
この辺は、さすがに分かるのですが、他の登場人物には
分からない人もいる。
当時は、もっと観る人も詳しかったんでしょうから、受け方も
大分違ったと思います。
小柄なエノケン演じる近藤勇が、高下駄履くと強くなるというギャグは面白い。

「ちゃっきり金太」
エノケン演じるスリの金太。侍の懐しか狙わない。
ある日、擦ったサイフのなかに密書が。
騒ぎに巻き込まれた金太は、ほとぼりを冷ますために
江戸を離れる。
それを追いかける中村是好演じる岡っ引き。
道中、護摩の灰に騙されて、身ぐるみ剥がされるなどの珍道中ぶりが面白い。

2本観て、改めて気付かされるのは、エノケンさんの身の軽さ。
それ見るだけでも、一見の価値アリです。

「石子と羽男」最終回＆大相撲秋場所

今日から3連休(といっても、半隠居状態の私には、そう意味はないのですが^_^)
台風が心配です。
列島縦断と予想されていますが、果たしてどうなるか。
皆さま、お気をつけください。

さて昨日は、私、在宅勤務。
相撲見ながら勤務していました。
大荒れだった6日目。
横綱　3大関が枕を並べて討ち死に。
初日勝って以来5連敗の正代に勝った明生は
インタビュールームにも呼ばれない^_^
時間は、たっぷりあったはずなのですが•••

こうなると、誰が優勝するかは、全く分からないですね。
私は、国技館へは、毎場所14日目に行くのですが
その時、どんな状況になっているのか
見当もつきません。

その後は、「石子と羽男」の最終回。
有村架純さんが出演するので見始めたのですが、
段々、中村倫也さんとの名コンビが楽しみになってきました。
中村倫也さん、軽い感じが素敵。
女性に人気のあるのが分かる気がしました。

これで、今期のドラマは見納め。
そうそう、もう一つ朝ドラが残っているのですが
ネットニュースで紹介されているあらすじ見ると、とんでもない展開になるみたい。
ほんとかしら？

「大相撲序盤戦終了」

大相撲序盤戦終了しました。
全勝は、平幕の3人だけ。
例によっての混戦場所となりそうです。

全勝の3人。
玉鷲　毎場所序盤戦は好調で、尻すぼみになる。
これは37歳という年齢からいっても仕方ないところ。
ただ、今場所は、いつも以上に好調。
昨日の横綱戦は、凄かった。
今場所中日には、貴闘力と並び通算連続出場3位という記録を達成する。
これが大きな励みとなっているのでしょう。
出来うるならば、そこまで全勝でいって、記録達成してほしい。
そのためには、今日の貴景勝戦　キーポイントです。

北勝富士　実力者ですから、幕内中位なら、この成績も頷ける。
特に印象に残った相撲はありませんが、地味に1番1番勝ち続けてもおかしくない。

王鵬　今場所は、見違えるように出足が良く、早く攻めている。
相手を常に正面に置いているので、大きな身体が活きています。
お爺さんの大鵬の大ファンだった私としては嬉しい限り。
2桁　三賞目指して頑張ってもらいたいです。

優勝争いに目を転ずると
1敗の貴景勝　豊昇龍が有力候補。
貴景勝は、クビがどこまで持つのかが問題。
いつも序盤戦は悪い豊昇龍が、今場所は好調。
「逸ノ城が優勝できるなら•••」という気持ちを持ってるそうですから
持ち前の気の強さで、一気にやってくれる気もします。