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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

日馬富士 お見事!逆転優勝に、館内大興奮!

2017-09-25 10:52:23 | 日記
昨日は、国技館で大相撲 千秋楽楽しんできました。休場力士が相次ぎ、どうなることかと思われましたが、結果的に千秋楽結びの一番に優勝が懸かるという最高のシチュエーション。館内は、大盛り上がりでした。
客の熱気に応えるように、十両では、大ベテラン安美錦が、優勝決定戦に進出。幕内前半では、人気力士遠藤が2桁勝利。徐々に徐々に雰囲気は盛り上がっていきます。結び前の御嶽海対嘉風が大熱戦。盛り上がりは、最高潮。
結びの一番 日馬富士対豪栄道。この2 3日の相撲内容通り、日馬富士の圧勝。決定戦へと縺れ込みます。休憩挟んで決定戦。判官贔屓なのか、館内は豪栄道コールが、ここは修羅場を潜り抜けた回数の差でしょうか。日馬富士の勢いは、止められない。逆に言えば、豪栄道は、日馬富士の勢い 館内の熱気に飲み込まれてしまった感じ。春場所の稀勢の里対照ノ富士と同じ結果。これが横綱と大関の違いなのでしょうか?
ほとんど手中に収めていた賜杯を逃してしまった豪栄道 「しばらく立ち直れないのでは・・・」と、解説の北の富士さんが仰っていたようですが、捲土重来を期待します。そして、一人横綱の重圧に耐えた日馬富士 お見事でした。

井上ひさし作 ラサール石井×大森博史×大空ゆうひ 「円生と志ん生」

2017-09-24 10:28:37 | 日記
一昨日は、井上芳雄のお芝居 で、昨日は、井上ひさしのお芝居観てきました。「円生と志ん生」初演は12年前。1度再演されたそうですが、私は初演以来となります。初演時は、辻萬長の円生 角野卓造は志ん生 2人にまつわる修道女などの4役を久世星佳ら4人の女優陣が演じていました。今回は、元自由劇場の大森博史が円生 ラサール石井が志ん生 修道女などを大空ゆうひらが演じています。
物語は戦時中。家族を日本に残して、大連で約600日を一緒に過ごした円生と志ん生の日々を追います。何をやっても、ゾロッベで失敗ばかりの志ん生。密航船で日本に戻るつもりが、騙されて、とうとう一文無しになってしまったりもします。円生は現地妻と暮らして、羽振りもいい。そんな対照的な2人ですが、落語に対する熱意は一緒。片時も、忘れる事はありません。そんな2人の姿勢が、戦後の両師匠の飛躍に繋がったと、井上ひさしは推測しています。
面白いのは、2人のいい加減な会話を、聖書の世界で生きてきた修道女たちが、いちいち聖書の一節に置き換え、キリストの生まれ変わりが現れたと勘違いするところ。ふとした表情が、円生を思わせる大森 声音が志ん生に似ているラサール 芸者姿が色っぽい大空ら、と、役者陣の健闘も相俟って面白い舞台でした。

見応えあったセリフの応酬 橋爪功×井上芳雄「謎の変奏曲」

2017-09-23 11:51:30 | 日記
橋爪功と井上芳雄の2人芝居「謎の変奏曲」観てきました。ノーベル賞作家のもとへ新聞記者が、新刊についてのインタビューに来るというお話。が、その過程で隠された真実が、次から次へと明らかになってくる。橋爪功と井上芳雄の2人の役者の間で繰り広げられるセリフの応酬が緊迫感があり、今度はそうくるかという感じで、状況も二転三転。見応えのあるお芝居でした。
ノルウェーの孤島に住むノーベル賞作家のズノルコ(橋爪)。彼が出した新しい小説は、恋愛もの。これまでの彼の作品と比べて異質で、周囲の評価も高い。地元の地方紙の記者ラルセン(井上)が、インタビューを申し込みます。マスコミ嫌いのズノルコ なぜか依頼を受けます。
ラルセンが、ズノルコ宅を訪問するところから物語は始まります。ラルセン ズノルコ宅に向かう途中、ライフルで狙われる。大慌てで逃げて、息急き切ってズノルコ宅へ着くと、撃った張本人がズノルコだった事が分かる。なんとも一筋縄ではいかないズノルコ。当然、インタビュー なかなか上手くいかない。が、時間の計画と共に、ズノルコがラルセンのインタビューを受けた理由 さらに、ラルセンの正体が明らかになってくる。2人の関係を結びつけるのは、小説の中に登場するエレーヌという女性。そしてさらに、エレーヌについての驚愕の事実が明らかになってきます。
ラストのどんでん返しは、面白かった。登場しないエレーヌという女性が、セリフを通して浮かび上がってくるのは、橋爪功 井上芳雄2人の役者の上手さでしょう。

カーチェイスは一見の価値あり「ベイビー•ドライバー」

2017-09-22 10:39:57 | 日記
新宿バルト9で「ベイビー•ドライバー」観てきました。子供の頃の交通事故で、耳鳴りが絶えないベイビーと呼ばれる男の子が主人公。
ベイビー 音楽を聴くと耳鳴りが消え、驚異的なドライビングテクニックを披露します。今の仕事は、強盗集団の運転手。ドクという元締めのもとで働いています。実はベイビー ドクの車を盗んでしまい、その代償として、働かされているのです。事故で父母を失ったベイビーを、親代わりとして育てた祖父も、彼の現状を憂いています。
が、ベイビー ようやくドクへの負債を返済。自由の身になれる日が来ました。時を同じく、デボラという彼女も出来ます。ピザ屋の運転手として働くベイビーですが、彼の腕を惜しむドクは、また悪の道へ誘います。断るベイビー。が、悪人たちは、彼の一番の弱点を狙います。自分の大事な人を守るため、ベイビーは、最後のお務めを決意しますが、この計画には、計算違いが起こり•••
ベイビーがドライビングテクニックを駆使して、警察から逃げるシーンは、迫力ありました。また、組織のボス•ドクを演じたケヴィン•スペイシーがいい。最後、自らを犠牲にして、ベイビーを逃がそうとするシーンは、なかなか感動モノでした。

昨夜は、有楽町で「立川談春独演会 三軒長屋」

2017-09-21 10:42:21 | 日記
落語の話が続きます。昨夜は、有楽町朝日ホールでの「立川談春独演会」演目は「三軒長屋」この独演会 情報解禁されたのが少し前。チケット売り出しも、確か10日だったかな。高座で、談春師も言ってましたが、何やら「大人の事情」があったようです。それでも、600人余の会場は満員。さすがです。東京近郊で師の独演会が聞けるのは、今年最後とのこと。ならば、行かねばなるまいと、チケット買った次第です。
例によって、前座を使わず登場。まず 「棒鱈」で、続いて「三軒長屋 上」この独演会 3日間連続で、昨日が中日だったのですが、なにしろ啖呵を切ることが多い噺だけに、大分ノドがしんどい様子。それでも、鳶頭の若い衆のゴタゴタの場面は、迫力たっぷり。15分の休憩挟んで「三軒長屋 下」こちらは、何日も家を空けた鳶頭に対してのおかみさんの態度が笑わせる。会場の都合で9時には電気が消えてしまうというだけに、8時40分過ぎには終演。「談春独演会」としては、異様な早さでした。