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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

西島秀俊「ドライブ•マイ•カー」

2021-09-11 08:35:16 | 日記
東宝日比谷で上映中の「ドライブ•マイ•カー」です。
濱口竜介監督•脚本作品で、カンヌで脚本賞を受賞した作品。
原作は、村上春樹です。

家福悠介(西島)という舞台俳優兼演出家の男が主人公。
脚本家の妻•音(霧島れいか)と2人暮らし。
実は、夫婦は、かつて娘を亡くした経験を持っている。
互いに愛し合う夫婦だが、音は、何人かの仕事関係の男性と
浮気していて、悠介も気づいている。

ある日、音は、くも膜下で急死してしまう。
その日、彼女は、夫になにか告げようとしていた。

2年後、悠介は、広島で「ワーニャ伯父さん」の演出をしていた。
色々な国の人が、母国語で演じる芝居。
オーディションに応募してきた中には、高槻(岡田将生)という若い俳優が
彼は、音が浮気した男の一人だった。

稽古場とホテルの行き帰り。
悠介の愛車を運転するのは、みさき(三浦透子)という若い女性。
彼女もまた、心に傷を負った女性だった。

稽古が進むにつれ、アクシデントが起きる。
どうにか、舞台の幕が開いて•••
というお話。

3時間という長い映画でしたが、正直、時間は気になりませんでした。
一人一人のキャラクターが、きちんと描けて、そこはさすがに
脚本賞受賞の映画。
また、演じる皆さんも、役になりきってお見事。
よくできた作品でした。