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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

喬太郎 扇辰 白鳥「俺のカジカザワ」

2021-09-05 08:42:18 | 日記
イイノホールで公演された「俺のカジカザワ」です。
喬太郎 扇辰 白鳥の3師匠が、各々「カジカザワ」を語るという企画。
真冬の落語を晩夏に•••という趣向です。

では、演目と演者
鰍沢零 喬太郎
鰍沢  扇辰 
中入り
鬼コロ沢 白鳥

トップバッターは、喬太郎師匠
先日、鈴本で聴いた「鰍沢零」
鰍沢の前日譚。
鈴本で聴いた時より、花魁の飼い猫が大活躍。
「ホントに好きになったのは、伝さんだけ」
花魁に、こんなこと言われてみたいですな^_^

続いては、扇辰師匠「鰍沢」
こちらは、本編。
オーソドックスに演ってましたが、場内、水を打ったような静けさ。
聴き入っている様子が伝わってきました。

白鳥師匠「鬼コロ沢」
開口一番
「前日譚 本編•••ときて、後日譚と思っている人をいると思うけど
違うよ。鰍沢みたいな話だよ。オレ、古典できないんだから」
これで、中入り前、笑えなかったお客さんは、大爆笑!
さすが、白鳥師匠!
なにしろ、落語家生活35年で、初めて「鰍沢」をきちんと聴いたというのだから凄い!
お話は、Q蔵と姉弟子の小とりによる「圓生」を巡る名跡争い。
例によって、落語界をディスりながら、大笑いの60分でした。