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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

宮沢りえ×堤真一×段田安則 「死と乙女」

2019-10-12 10:19:00 | 日記
先日の「プルガトリオ」に続きアリエル•ドーフマンの作品
「死と乙女」です。
こちらは、男2人 女1人 約100分の3人芝居です。

ある独裁政権が崩壊した国が舞台。
ポーリーナ(宮沢)は、過去 治安警察に捕まり
陵辱された過去があり、未だに そのトラウマに苦しんでいる。
夫のジェラルド(堤)は、今や、新政府から重用される弁護士。
ある夜 ジェラルドは、車の故障で立ち往生してしまう。
それを救ってくれたのが、医師のロベルト(段田)
が、ポーリーナは、家に来たロベルトの声を聞き、
すぐに、あの陵辱した男だと気づく。
彼女の復讐が始まる。

ポーリーナは、あの時の男だと確信し、ロベルトは否定する。
間に入ったジェラルドは、妻の怒りは分かるが、なんとか穏便に済ませたい。
彼らの思惑が交錯し、場面は、色々変化していく。
サスペンスフルで 見応え十分の作品です。
ましてや、シアタートラムという 小さな空間での上演でもあるので、
臨場感も半端ない。

3人の役者さんたちのやり取り 楽しませていただきました。