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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ちょっとハマリそう!小林賢太郎「カジャラ #2裸の王様」

2017-03-23 13:02:47 | 日記
小林賢太郎が座付き作家を務める コント集団「カジャラ」観てきました。私、初見です。小林賢太郎の公演って、イープラスで売ることが殆どなので、あまり手に入らないんですよね。今回は、会場の「銀河劇場」のサイトで、チケット入手に成功。ようやく、観ることができました。
文庫本で出ている「小林賢太郎戯曲集」などで、この人の作品、読んだことはあるのですが、実際に劇場で観るのは始めて。出演は、久ヶ沢徹 竹井亮介 菅原永二 辻本耕志 そして、作・演出の小林賢太郎という5人の男優たち。といっても、私、1人も知らないんですが・・・
舞台には、なんの装置もありません。ライトが当たると、5人の男が、互いに「あなたが王様だったら、その国にはなにがあるか?」という当てあいを始めます。これが、最初のコント。そこから、2時間 コントばかり。正直、初見の私には、面白くないものもありましたが、総じてレベルは高いのでは。これだけ作り上げた小林賢太郎という人には、敬服します。私の座った1階席は7500円ですから、舞台装置もなにもない公演としては、結構な値段。それでも、場内は満員ですから、大したものです。
客席が一番受けたのは「バニーガード」の「大吟醸」というネタ。この名前が出ただけで、場内大拍手。なにも分からない私は、疎外感を感じます。バニー姿の警備員が、互いの技を競うという、このコント、セリフから類推するに、もう10年ほど演じているようです。
ラスト 仕立て屋が4つの王国を巡るというコントまで、約2時間。終わったころには、少し、小林賢太郎の世界にハマった自分を感じました。