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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ヘレン•ミレン ウィル•スミス好演「素晴らしきかな、人生」

2017-03-18 11:59:22 | 日記
ウィル•スミス主演の「素晴らしきかな、人生」観てきました。広告業界の寵児 ウィル•スミス演じるハワードの人生を描いた この作品 ハートフルな映画に仕上がっていました。
ハワードが顧客に向かってスピーチするシーンから、映画は始まります。「愛」「死」「時間」これがキーワードだと、彼は語ります。即ち「人間は誰しも、常に愛を渇望し、時間を惜しみ、死を恐れる」ハワードは、この哲学に従い、広告業界を勝ち抜いてきました。
3年後 打って変わったハワードの姿。毎日、ドミノ倒しに興じているだけ。あの自信に満ちた男とは、まるで別人。実は彼 、2年前に最愛の娘を難病で失っていたのです。すっかり虚無的になったハワード。共同経営者のホイットらは、なんとか彼を元どおりにしようと、あれこれ策を講じますが、一向に効果は上がらない。ハワードあってこその会社。とうとうホイットらは、会社を売り渡すことを決意します。が、筆頭株主でもあるハワードは、全く聞く耳を持ちません。
そこで、彼らは一計を案じます。ふとしたことで知り合った役者たちを使い、彼らに「愛」「死」「時間」を演じさせ、ハワードに接触させようとします。「愛」たちと会っているハワードの姿をビデオに撮り、彼の心が病んでいることを証明しようというのです。そして、会社を売却する。ホイットたちに残された手立ては、それだけ。彼らの計画がスタートします。そして•••
役者を演じたヘレン•ミレンが、貫禄の演技を見せてくれました。また、主演のウィル•スミスも、ハワードの哀しみを見事に演じてくれました。名優の競演で、心に沁みる作品になりました。