私が子供のころ、TBSの「日曜劇場」で、「女と味噌汁」というドラマが放送されていました。今なら、池井戸潤の時間帯でしょうか。
「女と味噌汁」池内淳子が演じる芸者「はなのやのてまり」が主人公。妹芸者の小桃が長山藍子 置屋「はなのや」の女将が山岡久乃 この3人の周りで、毎回何かが起きるという筋立てです。なぜ、「女と味噌汁」というタイトルかというと、てまり姐さんが、お座敷終わってから、副業としてライトバンで「お味噌汁やさん」やっているから。日曜の夜ということもあり、とてもアットホームなドラマだった記憶がありました。
で、本読んでみると、のっけから、昨夜の客とてまり姐さんの情交が終わったあとのシーンから始まり、あまりのイメージの違いに、私、度胆を抜かれました。昭和40年ぐらいの作品ですので、今とは花柳界の描かれ方も違います。それに、てまり姐さんのいるところ、決して赤坂とかの一流の花柳界では、ありませんでした。ま、考えてみれば、一流の芸者が副業やるわけないですから、当たり前ですけどね。
物語は、全4話。決して面白いだけの話だけではなく、てまり姐さんも、決して「いい人」だけではない部分も描かれていますが、そこは平岩弓枝作品。読み応えは、ありました。
「女と味噌汁」池内淳子が演じる芸者「はなのやのてまり」が主人公。妹芸者の小桃が長山藍子 置屋「はなのや」の女将が山岡久乃 この3人の周りで、毎回何かが起きるという筋立てです。なぜ、「女と味噌汁」というタイトルかというと、てまり姐さんが、お座敷終わってから、副業としてライトバンで「お味噌汁やさん」やっているから。日曜の夜ということもあり、とてもアットホームなドラマだった記憶がありました。
で、本読んでみると、のっけから、昨夜の客とてまり姐さんの情交が終わったあとのシーンから始まり、あまりのイメージの違いに、私、度胆を抜かれました。昭和40年ぐらいの作品ですので、今とは花柳界の描かれ方も違います。それに、てまり姐さんのいるところ、決して赤坂とかの一流の花柳界では、ありませんでした。ま、考えてみれば、一流の芸者が副業やるわけないですから、当たり前ですけどね。
物語は、全4話。決して面白いだけの話だけではなく、てまり姐さんも、決して「いい人」だけではない部分も描かれていますが、そこは平岩弓枝作品。読み応えは、ありました。