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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

浅草レビューのバックステージもの「浅草の灯」

2016-04-01 14:46:31 | 日記
上原謙 高峰三枝子出演の「浅草の灯」昭和12年の作品というのですから、古い。当時の浅草の姿を見たくて行ってきました。先日の阿佐ヶ谷ラピュタの「おかしな奴」と同じく、「神保町シアター」満員でした。
お話は、浅草オペラの一座が舞台。高峰三枝子演じる若い踊り子・麗子が主人公。ようやくファンもついてきた麗子ですが、その一方で、彼女の肉体を狙う輩もいます。そんな連中から、彼女を守ろうとする一座の男とファンの男(ペラごろというんだそうです)一座の男性スターを演じる上原謙が、実にカッコイイ。よく考えたら、このお二人、往年の「フルムーン」のコンビですね。そして、自分が一座を持つために、彼女を人身御供に差し出そうとする女座長を杉村春子が演じています。また、こういう憎体な役、実にうまい。上映時間は90分ですが、各俳優の個性が光るいい映画でした。