ゆっくり走ろう!

遅くてもタフなランナーになりたい!

六甲全山縦走(Vol.2)

2008年07月20日 | Weblog
今日は以前から計画していた「六甲全山縦走」に行って来た。

朝4時に起き昨晩のカレーを温めて
ゴソゴソ用意をしてたら
「何してんの!こんな朝早くに」
「六甲へ行ってくる」
の言葉を交わしただけ。そう、昨日のうちに今日の事を言えてなかった(汗)

始発の電車に乗り遅れ5時過ぎの電車で「塩屋」まで。
駅の自販機で150円を投入したがうんともすんとも反応しない!
仕方なく須磨浦公園を目指す。

↓明石海峡


今日は暑くなりそうなんで、時間は気にせず上り、階段は全て歩く!
そう決めて、ゆっくり歩き出す。
時間が経つにつれ気温の上昇を全身で感じる。
ハイドロレーションでこまめな給水を心がける。

↓木陰は涼しい


西六甲は山に登ってはまた住宅街に下りるを何度か繰り返す。
やはり住宅街の暑さに思った以上の疲労感がある。
でも、立ち止まることなく脚はゆっくり動いている。

↓厳しい直射日光


「菊水山」の手前のコンビにで給水。ここから太龍寺まで自販機はないので
1000mlを購入し直ぐにスタート。
西六甲の最難関「菊水山」も何とかクリア。
山頂でサプリを口に15分ほど休憩。

一気に「桜茶屋」まで下る。
ここでトイレ休憩と給水し東の最難関「摩耶山」を目指す。

菊水山ほどきつくはないが標高差は菊水山より高いのでその分距離もある。
スタート直後に気分が悪く、軽く頭痛を感じた。
軽い熱中症か?ここ3週間「UMMLマラニック」「六甲マラニック」そして今日。
連続で経験した。

どんどん脚の運びが遅くなる。
殆どハイカーと同じペースまで落ちてきた。
「掬星台」までホント長く辛い上りだった。

到着間じかにラン友さんからメール
「暑さに負けるな!頑張れ~」の応援メール。
正直ここで半分少しの距離。
リタイヤでケーブルで降りるか、バスで降りようか考えていた。

とにかく休憩をしようと木陰のデッキに横になっていたら
「イヤ、この人死んでるんちゃう!」と通りすがりのおばさんが言った。
それでも反応できないほど疲れきっていた。

1時間ほど休憩後にもう少し脚を伸ばそう。
そう決めて走り出す。ここから最高峰あたりまでは標高も高く
一番涼しいはず!そこまで行けば後は「宝塚まで12㌔がんばれ~」
の一番お気に入りのくだりのトレイルだ。
少し元気が出てゆっくりペースでランで距離を刻んで行く。

↓藤原商店手前のカーブ

途中バス停留所や行き先がやけに気になる。
エスケープの方法を調べていないから不安だった。

↓ようやく、六甲山ホテル

ガーデンテラスで給水後直ぐにスタート。
このときから頭には日没の時間との勝負になってきた。

全身に疲れが出て大好きなコース「宝塚まで12㌔がんばれ~」
は4分の3は歩いてしまった。
何とかゴールの宝塚温泉前に到着したのは夕方の6時過ぎだった。


今回の夏の六甲全山縦走で得たもの
それは「夏山をなめたらアカン」それに今回無事下山できたけど
途中でやめる勇気と判断力を誤ってはいけない!
それに、懐中電灯、エスケープの方法の事前調査。
反省することが沢山ありましたが、得るものも沢山あった。
無事終えた事でなんとも言えぬこの達成感。
次回は秋の連休にチャレンジ!