田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

望遠レンズを買った2

2006-06-13 21:42:06 | その他
 主流がデジタルカメラになってから、やたら画素数だけを比較基準にするようで、何か的外れな感じがする。確かに画素数も画質の善し悪しをはかる目安の一つではあるが・・・それだけじゃないんだよな。息子は安物の500万画素のコンパクトカメラを使っている。これは僕が使わないのをそのまま与えたものだ。たかが1万円程度で500万画素のカメラが買えるのだから、創世記から知っている僕のような古い人にとっては驚くべき事なのだ。このカメラだが、確かに500万画素だから、記録画像のサイズはでかく、まあそれなりに細かくは写る。だが、やたらめったらノイズが多くて画像がざらつく上に、真っ白や真っ黒などの部分の色分解能力がからきし無くて、只のぺっと白い部分や黒い部分に潰れてしまう。他の同等のコンパクト機も使ってみたが、大同小異でそれ程画質の差はなかった。つまりこれが安いコンパクト高画素機の実力なのだろう。う~ん、画素数だけはあるけど、これじゃカメラとして失格だな。何が悪いって、CCDの質も悪いんだろうが、それ以上にレンズが駄目なのだ。だって、5円玉の穴程度の大きさのレンズしかついてないんだから、ハナからいい絵が撮れるはずはないのだ。最近お蔵入りになっているが一昔前の200万画素機ルミックスのFZ-1を持っている。こいつはライカの口径の大きな高倍率ズームレンズがついている。レンズ部分がでかいので、最近流行のフラットで薄型のたばこ箱のような形にはならず、本体から太いレンズがニュッとせり出したままだ。だから携帯性はすこぶる悪い。しかし画質は最高に良い。200万画素なんて思えないほど綺麗な絵が撮れる。これは質の良いレンズのたまものなのだ。最近使わない理由は、ピントやシャッターのレスポンスが悪く(遅く)て、動き回る子供を撮るのに向かないからなのだ。
 結局はレンズなんだよなぁ・・・というわけで、レンズ交換可能な一眼レフを買うと、恐ろしい「レンズ欲しいよ~症候群」が発病しちゃうのだった。しかし、レンズは高い!本体より高い。どうすりゃいいんだ!!

望遠レンズを買った

2006-06-12 21:04:31 | その他
 昨日、リサイクルショップ(ハードオフじゃない)で、望遠レンズを買った。格安だったのでどこか悪いところでもあるのかと思ったが、手にとって詳細に見ると、傷もなく中古にありがちのレンズ内の汚れも無く程度は大変良い。少し迷ったが、望遠系のレンズもないし、どのみち買おうと思っていた品なので買ってしまった。キャノンのEOS用ズームEF75~300と言う奴だ。EFレンズのラインナップとしては、低価格品のグレードなので、プラスチック製で少し軽く高級感はあまりない。一般には「軽い」「小さい」が良いとされるが、それなりの大型カメラにはそれなりに重さがある金属製のレンズが似合うのだ。だが、レンズの高級グレードはカメラ以上に高くてさすがに手が出ない。
 フィルムカメラのEOSとデジタルのEOSはごく一部を除いてレンズが共用できる。だが受光部分の大きさの違いから焦点距離が変わる。レンズについている○○㎜はフィルムカメラ用の尺度で、デジタルのEOSだと、最高級機を除いては1.6倍になる。だからこのレンズを僕のEOSにつけると120~480㎜になる。480㎜と言えば超望遠の領域だ。画質が格段に落ちるデジタルズームではなく光学ズームでこれだけ望遠が撮れればかなり楽しそうだ。
 「新しいカメラを買うと写真を撮りたくなる」などと俗に言うが、新しいレンズを買ったときもまた然りだ。写真が撮りたい!

 そんなわけで近々撮影に出かけなければと、思っている。

不味いぞバリウム

2006-06-09 20:25:27 | その他
 えー、あまり口にしたくはないが、仕方なく、かなり諦めの境地でもって口にするものも少なからずある。代表格がバリウムだ。今年も成人病・・最近は生活習慣病と名称が変わったが・・検診の時期が来た。受診者の中で40歳以上は胃検診があってバリウムを飲む。昔からバリウムを飲み慣れた人に言わせると、最近のバリウムは「飲みやすくなった」そうだが、僕には全然そうは思えない。今のものでも十二分に飲みにくいと思う。まだ40前の人は、胃が悪くなって自分から医者にでも行かない限り飲む機会がないものだ。そこで、どんなものか説明しようと思うとどうも旨く表現できないのだ。まあ味の方はそれなりに工夫されていて、何かヨーグルトっぽい感じの味がするのだが、食感がもの凄く濃い泥水というか、粉っぽくて、流動性が低くて、それでいてずっしり重い、そんなものを無理矢理喉に流し込むのを想像してもらえれば、ほぼ違いはない。と言うことは「不味い」と言うより、「飲みにくい」の方が正解なのだろうか。とにかく、自発的に代金を払って飲むようなものではない。仮に「病院バー」みたいなものがあって、メニューに「バリウム」が有っても僕は絶対に注文しない!
 でもまあ、検診だからしょうがなく飲むのだ。しかも行列をつくって1時間近く待たされた上で、であった。

 中には「酒豪」ならぬ「バリウム豪」がいて、片手を腰に当てて、まるで風呂上がりの牛乳のように、一息でごくごく飲んじゃう人がいるのだ。僕はそれを目の当たりにして無条件で尊敬してしまうのだった。
 バリウムは年に1度でいいや。

2006-06-06 22:15:00 | その他
 どうやら今週末あたりに本州も梅雨入りしそうな気配が濃厚なのだ。
本格的な夏を前に、じめじめして嫌な季節だ。
 「梅雨」と言えば何故か「梅」に「雨」なのだが、その通りに梅の実が出回り始めている。先日小田原で形の良い梅の実1㎏入りを市価の半額程度で買い求めた。そこは梅園が直接やっている出店みたいな所だった。梅の実はまだ熟していない青い奴で、そのままではさすがに食べられない。どうするかというと梅酒にするか梅干しを作る。もっとも梅干しはもう少し黄色っぽく熟したのを使うようだ。そのほかに「梅味噌」なるものを造るのだ。実はこれの作り方を僕は知らない。材料は青梅+味噌+砂糖の3種類のみで、これを絶妙の配合で、どうにかすると出来るらしい。家では僕の奥さんが作っているのだ。できあがると保存も利くし、ご飯のおかずになる。

 梅干しはその名の通り「干す」行為が大事なのだ。梅を只塩漬けにするだけでなく、盆の頃にざるに出して3日ほど天日干しする。そうするとシワシワのお馴染みの梅干しとなる。これをしないで只塩漬けにしたのは「梅漬け」と言うのだ。かりかりの小梅は干さないで漬けただけのものだ。梅干しの色を綺麗に赤く出すために、赤ジソの葉を一緒に漬けるが、これも梅を干すときに一緒に取りだして、同じようにざるに広げて乾燥させる。これを細かく粉砕したものが「ゆかり」と呼ばれるふりかけだ。残念ながら僕はシソの香りがちょっと苦手だ。

桜エビ

2006-06-04 22:29:02 | その他
 桜エビの春漁が今日だか明日で終わりになる。土曜日に行きつけの市場へ行ったら生桜エビを売っていた。桜エビは大変足が速い、つまり痛みやすいので、生で食べられるのは捕れたその日ぐらいで、それ以上は本当の生では持たない。そこで、通常「生桜エビ」という名称で売られているのは、一度茹でて冷凍したものか、まれに茹でないで冷凍したものだ。ではそれが何故にして「生」と呼ばれるのかというと、干していないからに他ならない。つまりカラカラに乾燥していないと言う意味のようだ。でもまあ、海産物を生で食べる場合、決定的に鮮度がものを言うので、文字通り生のままと冷凍物ではやはり味が違う。本当に取れたての生の桜エビは、そんな訳でそう簡単には口に入らないのだ。それがどーんと売られていたので、少々お高かったが買ってしまった。
 早速おろし生姜醤油で食べたが、これがまたご飯と相性が良くて大変美味しかった。
 桜エビ漁は年に春と秋の2回、春漁が終わるのでこの旨さに再び会えるのは秋11月になってからだ。

 ついでに、もうスイカが出回り始めていた。まだ旬には少し早いのでだいぶ良い値段だった。しかしまあ、もうすっかり時期が終わったはずのイチゴがまだ売られていた。どうも季節感がない。