ドングリコーヒー作りの続きです。
流水にさらしてアク抜きした実を広げて乾燥しました。充分に乾燥が出来たら次の行程に移ります。始めてやる作業なので程度が分かりません。やりすぎてしまうと取り返しがつかないので、このくらいかな?と言った感じで作業を進めます。
乾いた実をフライパンで乾煎りします。すべての実を一度で使って失敗すると困るので、まずは1/3くらい使います。黒焦げになると失敗ですから、強火でガンガン!は駄目でしょう。
タイマーで時間を確認しながら、中火で炒ります。強火で焦がしてしまっては元も子もないので、時間はかかりますが根気強く作業しましょう。最初に弱火から始めたので45分でだいぶ色が変わってきました。中火で始めたら30分くらいでここまで火が入ったかもしれません。
どの程度炒ったら完了か分かりませんので、一応ここで火からおろして粗熱を取ります。
ダイソーでコーヒーミルを買ってきました。税込みで550円でした。粉の挽き具合が「粗~細」5段階で調整できる優れものです。
説明書を読んで、冷めた実を挽きます。
少し細か目に挽きました。本物のコーヒー粉ほど黒くないので少し不安になります。やはり炒り方が足りなかったでしょうか?
取りあえずドリップします。コーヒーと違って粉が細かいのか、あるいは成分の違いからか、紙フィルターが目詰まりするようで、落ちるのに少し時間が掛かりました。
これがドングリコーヒーです。見た感じは薄めのコーヒー、つまりアメリカンコーヒーですね。香りは当然ですがコーヒーのような香りはしません。味はこれもコーヒーではなくて穀物由来のお茶の様な味です。もう少しよく炒ったら香ばしさが増すかもしれません。
ここまでしてもコーヒーが飲みたかった中世ヨーロッパ人や大戦中の兵隊たちの心中を思い味わいました。
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