今年も和歌山のカフェ・ベーカリー ドーシェルさんから
たくさんの南高梅とパンをおくっていただいた。
というわけで、梅雨の日がな一日
梅仕事。
梅シロップの仕込みをした。
先日、昨年つけた梅シロップがみつかった
。
我が家では、20年間、梅シロップをつけていて
子供たちは、あるのが当然とおもっていて
格別喜びもしないが、6月に漬けて
7月に飲み始めると、たいてい、すぐなくなるので
もう、ないとおもっていた。
昨年もたくさん、漬けたので、一瓶、開けそびれていたようで
それが、とても美味しかった。
そのことは先日かいた。
息子は「ヴィンテージもの、俺すきだから
毎年、たくさんつけて、残しておいてよ」と
まるで、お酒のようにいう。
シロップを大目にいれて、ダブルぐらいの濃い目の
ロックで飲むあたり、この子、ウィスキー飲んでいるみたい・・。
と思う。 生意気なものの言い方が、そう思わせる。
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○梅は、洗って、水気をよく拭く。
(以前、拭くのがたりなくて、失敗したことがあった)
○ヘタをとる。
楊枝や竹串では、間にあわないので
私は、たこ焼きをやくときの千枚通しを使う。
○梅に串をさすときもある。(先日、500グラムの梅にこの作業をしたら疲れたので今日は、省略)
○広口瓶に、梅 → 氷砂糖→梅→氷砂糖→梅→氷砂糖
○食酢か、ホワイトリカーを殺菌のためにいれる。
私は、殺菌と滋養と、未成年者が飲むので食酢を大目に。
~~~レシピ~~~
青梅 1キロ
氷砂糖 1キロ
食酢 100cc~200cc
この割合で、今日は、4kgの青梅をつけた。
中には、少し傷んでいる梅もあったし、余ったので
「カリカリ梅の砂糖漬け」を初めて挑戦してみた。
(手前の小さい瓶)
○青梅に包丁をいれて、たたいて種をだす。
(テレビでは、包丁の背でたたいていたが 大きなコテで抑えて、たたいたほうが楽だった)
○砕けた青梅を瓶につめる→上白糖→梅→上白糖 の繰り返し
瓶のふた、ぎりぎりまでつめて、あとは、水分がでて、できた隙間にまた砂糖をつめるらしい。
これだと、シロップは、早くできるようだ。
もし、泡が出た場合は、梅をとりだし
濾して、鍋で、静かに沸騰させないように煮る。
(先日、沸騰させて、灰汁を出したのは、間違いだったようだ・・・・)
そのあと、冷蔵庫で、保存。
(常温でも、大丈夫じゃないかな?
冷蔵庫に、そんなスペースないし・・。
こんなに砂糖がはいっているから、保存できる、とおもう)
さて、3週間から、一ヶ月たったら、今年も我が家の夏の定番
お母さんの梅シロップジュースが、できるかな?
うちの子供たちが、元気印(すぎて、疲れた・・)だったのは
これを飲んでいたおかげとおもいたい。
そして、面倒くさがりの私が、梅シロップをつけるのは
やはり、実家の父、母、そして、お姑さんが
梅をつける人間であったから。
今日は、一人でつけたが、この手間隙、継承されるだろうか?
「手塩にかける」という言葉があるが
「手砂糖にかけた」梅シロップのお守りをする。