大船散策

昨日は、久しぶりに、鎌倉散策の会に
参加できた。

今回は、大船である。

はじめに、大船観音様に行く。
その前に、玉縄氏、渡内氏などの
闘いの首塚の説明をきいた。
その途端、
「しまった！お清めグッズをわすれてきた。」と思った。
鎌倉は、古い街である。
いつも、なにかしら、気をつけることが多いのだが、
最近、おなじみの「買い物する大船」ということで
すっかり、お散歩気分だった。

大船の観音様もいつもみているのに、
いくきっかけがなくて、これまでおまいりしたことが
なかった。

この道は、割りと通っているのに、車であったりして
歴史など知らないでいる。

由緒などを聞くと、その土地やお祀りしてあるものへの
敬意や愛着が生まれる。
町名を知っていても歴史までは知らなかった。

大船の観音様は、駅から大きなお顔がみえて、
初めてみたときは、正直「ぎょっ！」としたものだ。
それが、最近は、東京などで疲れて、大船について
観音さまがみえるとほっとする。
戦争をはさんで、平和を祈って建てられた歴史的には
新しいものだが、それでも、親と同じ年齢だったことや
日本だけでなく、アジアの人の被爆を悼んでたてられていること。
（だから、献灯に、外国の人の名前が目立ったのだ、と納得）
小高い丘の上から見下ろす大船の駅は、本当にここから
この街を見守ってくれていることが感じられて
なんだか、とても気持ちよかった。

いいお天気で、きれいに写真がとれたのだが、
アップしたいのに、子供が、フォルダを勝手にかえてしまって、
アップできない。残念。
観音様にふさわしく、きれいにたくさんのムスカリが優しく咲いていた。