車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

鶴峰(つるみね)八幡神社 in 千葉県富津市

2019年05月06日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・千葉県

富津市八幡に鎮座される「鶴峰(つるみね)八幡神社」。御祭神は『誉田別尊・玉依姫命・神功皇后』
上総国天羽(あまは)郡の総社で「鶴八幡宮・鶴八幡宮」とも称される古社です。

社伝に【奈良時代の養老年間(717-724)の創建と伝える。鎌倉時代初期に源頼朝・上総介広常による神領の寄進があり、中世には上総武田氏、里見氏の尊崇を受けた。】

参道には、昭和生まれの一番若い狛犬さんを筆頭に、三対の狛犬さんが神域を守護されています。

昭和34年9月15日建立の狛犬さん、流れる尾の形が独創的なのは、石工の拘りでしょうか?

天保8年(1837)3月吉日建立の江戸流れさん、阿吽共に、前足の下で仔狛を遊ばせています。 その所為でしょうか?どとらも柔和で優しく、見ているこちらが嬉しくなるような一対です。

子狛を連れている狛犬さんは、私の気持ちを反映しているからか、総じて顔立ちが優しく見えます。こういうのをエコヒイキと言います😊

文化2年(1805)8月建立の狛犬さんは、メタボな体系でちょっと短足。何故か親近感を覚える一対。

いわゆる「おかっぱ頭」に綺麗にそろえたカール・・これが200年以上前に作られたんですよね。 石工の独創性が際立つ一対で、こういう狛犬に出会えるのも、寺社巡りの醍醐味😊

「境内社:浅間神社」。鳥居の向こうに「富士塚」があり、両脇に石碑が建立されています。

その昔この辺りの海は大風濤(ふうとう)に見まわれ、いつ凪るとも知れず、漁師たちは大変困窮していました。そこで打ち揃って、八幡大神の神助を祈願したところ、その御加護があって忽ち風濤が収まったと言います。
奉納された沢山の碇は、「八幡大神」への加護を感謝する、漁師町の鎮守様らしい光景です。

拝殿・本殿共に鮮やかな丹が施された建物は、「関東の三鶴八幡」でない事が不思議なほど・・などと生意気な事を書いていますが・・
ちなみに「関東の三鶴」とは、鶴の名を冠する三つの八幡神社・八幡宮の事で、鎌倉の「鶴岡八幡宮」、館山市八幡の「鶴谷八幡宮」、市原市中高根の「鶴峯八幡宮」。で・・実はいずれにも参拝したことがありません😅

参拝日:2014年5月25日


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