車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

賣布(めふ)神社~其の二 in 島根県松江市和多見町

2018年07月05日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・島根県

「賣布(めふ)神社」の本殿後方、柵うちに鎮座されるのは「境内社:金刀比羅神社」。 御祭神は『大名牟遅命(おおなむぢのみこと)・少彦名命』(大名牟遅命は『大国主命』の別名の一つとされています)

石の鳥居のうちに鎮座されるのは「境内社:常光神社」。御祭神は『常姫霊位』。この御祭神が実はよくわかりません。霊位とあるので、普通に考えれば「常姫」さんの御霊を祀ると解釈するのでしょうか?

社殿前より神域を守護されるのは昭和十年(1935)十二月建立の備前焼狛獅子さん一対。まだ年若い少年のような顔立ちで、傷も欠けも無く良いお姿です。

「境内社:和田津見社」。御祭神は『櫛八玉神(くしやたまのかみ)・豊玉彦神・豊玉姫神』。『櫛八玉神』は、出雲のお社に鎮まった『大国主』の為に料理を供した神様。『豊玉彦神・豊玉姫神』は『海神(わだつみ)』の別名とされ、海そのものを表す神とされています。

社殿前で神域を守護されるのは、大きな目を見開いて何か悪戯を企んでるような顔立ちの出雲丹後の狛犬さん一対。お兄ちゃんの風情で耳を傾ける吽形さん。阿形さんはこの上なく楽しそうに何かを話し続けている様子。

 

「境内社・恵美須社」。御祭神は『大國主命・事代主命』の親子神。

社殿の左右より神域を守護されるのは、ガキ大将風味一杯の(笑)出雲丹後の狛犬さん一対。 阿形さんのお顔は少し剥離が見られますが、それでも全体から感じる可愛さは不滅。

御神木の傍らに祀られるのは「白潟地主総荒神」。御祭神は『速秋津比古神・素盞嗚尊』

御神木左右より神域を守護されるのは、出雲構えの狛犬さん一対。 阿形さんの後ろ足は欠損しており、首元に必死につかまる子狛はその形を失いつつあります。

境内裏にある入り口らしき場所の木陰に、隠れるように置かれていた来待石の神殿狛犬さん。どれほどの時間が流れていったのか・・その流れに身をゆだねている姿もまた美しい。

境内の一画に建立されていた・・多分、文学碑。

参拝日:2011年5月18日

 


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