車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

日原春日神社 in 島根県津和野市日原

2018年09月14日 10時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・島根県

津和野町日原に鎮座される「春日神社」。御祭神は『経津主神・武甕土神・天児屋神・天照大神』。『金山彦神・大山積神・手力雄神』を合祭、合殿に『天満宮・厳島神社・秋葉神社』を奉ります。

明治神社誌に【寛文十二年(1672)、『三好九郎右衛門』という者が神託を得て神体を彫成し本殿を竣工。その後、『水津治左衛門』が四殿の神を奉斎したが、一つの神鏡を安置してないことが惜しいとして、弘化三年(1846)に自ら大和国添上郡奈良の「春日大社」に参詣し勧請したという。
『金山彦神、大山積神、手力雄神』は「山神社」と号し、寛永六年(1629)に勧請し『三好藤左衛門』が鎮守の社としていたのを当地へ移転、明治九年(1876)に「春日神社」に合祭。 「天満宮」は寛文九年(1669)、『三好梅三郎』の祖先が京都へ行った際、正三位勘解由長官の『菅原為弘公』に請うて、菅公の神像を筑紫太宰府の飛梅の木から彫刻し当地に移転。 「厳島神社」は文化十年(1813)広島の「厳島神社」より『三好藤左衛門』が勧請したのを弘化二年に「春日神社」境内へ移転。 「秋葉神社」は『水津想三郎』の祖先が勧請していたのを文化七年(1810)に「春日神社」に移転。】

社地は斜面に形成されており、正面に拝殿・本殿。拝殿向って右手に神楽殿があり、いずれも明治から大正期頃の建築と考えられます。拝殿貫の彫刻は阿吽の龍・・おや・・阿形さんは目が何処かに・・・

参道石段の上に『猿田彦大神』の碑。『猿田彦命』は導きの神として知られており、この地が往還の要所である事を改めて感じさせられます

石段上左右より神域を守護されるのは、昭和4年(1929)11月10日建立の、何ともユニークな狛犬さん一対。

こっちを向いて~♪のリクエストに応えて振り向いてくれた・・体(てい)の阿形さん。このフレンドリーな表情が無条件に楽しい(笑)

吽形さんはどっちかというと「我が道を行く」の生真面目タイプ。

それでもリクエストに応えて(体の)振り向いてくれた吽形さん、「何か用かな?」。思わず返事に窮しそう(笑) 今回の狛犬さんの存在は、実は全くの予想外だったので嬉しさも倍増。

狛犬さんと遊んでいる間にいつの間にか拝殿前は人だかり。拝殿内では、緋色の袴に白い小袖と千早を身につけた可愛い子供さんたちの巫女舞が始りました。何人ものお母さん達が目一杯腕を伸ばしてスマホを向け、熱心に撮影されています。

奉納舞が終わると、いよいよ神輿の巡行、そして・・・津和野の旅、待望の「奴道中」が始ります。「鷲原八幡宮」・「太鼓谷稲成」・「津和野町歩き」・・後ろ髪引かれながらも先を急いだ理由は、ここ春日神社の境内社「日原天満宮」の秋の礼祭「奴道中」を見せて頂くため!!。

明日は150年以上の歴史を持つ「日原天満宮の奴道中」の紹介です。

参拝日:2012年11月11日

 


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