車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

別宮大山祇(べっくおおやまずみ)神社 in 愛媛県今治市

2020年10月31日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・愛媛県

今治市別宮町に鎮座される「別宮大山祇(べっくおおやまずみ)神社」。御祭神は『大山積大神』。

「御祭神大山積大神は、天照大神の兄神で、山の神々の親神にあたられて(古事記、日本書紀)、和田志大神とも云われ(伊予国風土記)、日本民族の祖神として、また、地神、海神兼備の大霊神として海上の安全、交通、産業の守護をはじめ日本の国土全体を守護し給う神であるところから、古代より日本総鎮守と尊称される。」境内由緒より

「当神社は、和銅五年(713)越智玉澄公により、大山祇神社(大三島町元国幣大社)の地御前として勧請創建せられ(豫陽盛衰記)、伊予国一の宮の別宮として、創建以来、代々の領主、藩主等は勿論、人々に広く篤く崇敬されてゐる。」境内由緒より

一の鳥居脇より神域を守護されるのは、文政13年(1830)4月吉祥日建立の狛犬さん一対。阿吽共に理知的、なおかつ思慮深そうな顔で、見上げる参拝者を見返してくれます。

ご本殿右手に鎮座される「阿奈婆神社」。御祭神 は『磐長姫大神(いわながひめのおおかみ)』

「大三島の阿奈婆神社から勧請申しあげたお社です。 磐長姫大神は、大山積大神のご長女にあたられ、大変ご長命にあらせられた上、福徳円満の神さまで、「長生の神さま」、「福徳円満の神さま」としてご神徳の高い神さまであります。 また、特に「下の病」の治癒にすぐれた力をお持ちの神さまとして崇敬者の祈願奉實のため遠近より参拝するものが四時絶えません。」 境内由緒書

朱塗りの鳥居が美しい「境内社・清高稲荷神社」。御祭神は『宇迦之御魂神』

拝殿前より神域を守護されるのは何とも不思議な雰囲気を持った神狐さん一対。無駄な線を一切省くとこんな感じになるという見本でしょうか?

朱房の鍵を咥えて雲の中を翔ける唐破風の白狐様、なんとも艶めかしく美しいですね。

「境内社:奈良原神社」。御祭神は「楢原山山頂の奈良原神社分霊」。奈良原神社の氏子全員が離村して今治市内に移ることになったため、当社境内に分霊を勧請したと案内にあります。

鳥居の内より神域を守護されるのは、明治29年(1896)9月吉日建立の構え狛犬さん。吽形さん、もともと大きな顎なのに更に膨大な毛の量で、これ以上ないくらいのデカ顔に。阿形さんは、尾っぽの毛を背中まで伸ばして首の後ろでカールさせています。

「境内社:荒神社」。御祭神は『三宝荒神・大穴牟遅神』。社殿は寛政6年(1794)に「摩利支天宮」として建立されたものです。

拝殿前の一角で大きく枝を広げるのは、昭和49年7月6日、今治市天然記念物に指定された御神木の「お袖大明神」。一体どれほどの樹齢を重ねてきたのか・・・

参拝日:2011年6月11日


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