Youtubeや他のURLで未知の言語を6か月でマスターする方法だとか、10か国語マスターという言葉を聞きますと、少しばかり焦ります。なぜならフランス語を始めてみて6か月が過ぎようとしているにも関わらず、実感としてはまだマスターしたというには程遠いという状況だからです。
さて、そこでこの6か月実践してきた方法を振り返り、無駄な点は排除し、最も効率的と思われる方法で学習をしてゆきたいと思います。
1)まず基本的には対象言語の音になれるということで、聞くことに時間をかけてきましたが、多くのあいさつ文を耳から覚えてきて、初期の「挨拶をフランス語で」という目標は達成したと思います。またフランス語の文章もフランス語の発音により近い音で読めるようになりましたので、今後は単語量を増やし、言い回しになれるために多聴はそのままとしても、多読を心掛けたいと思います。
2)また構造を解析することに時間がとられていました。これは文法を自分で発見するという大きな楽しみがありますが、時間の短縮にはなっていないのではないかといま思っています。初心に戻って、文法は自然にフランス語ではそのように述べるのだとわかるまで、あえて追求しないようにしようと思います。おそらく語学の習得というのは該当言語を母語にする人たちが話す音や、語順や、言い回しを覚えるということに尽きると思うからです。
3)単語を覚えようと思いまして、単語帳を作ってみましたが、作るという作業に時間がとられていたように思います。通常同じ文章を何回か見て、意味を調べるという作業が繰り返されると単語帳を作らなくても覚えるように思います。従いまして、覚えにくい単語などに特化して、単語帳の作成は最低限に抑えようと思います。現在の年齢からくる記憶力の衰えはありますが、それでも文章の中で覚えたほうが、単語帳に独立して書き出して覚えるよりも臨場感がありますので、次回同じような環境で使えると思います。
4)ただしスペルがはっきりしないと文章を書くことが難しくなりますので、初期の段階では書くことは無視してきましたが、今後は書くためにスペルにも注意を向けたいと思います。スペルがはっきりすると、前後の単語の間で音が合成音されているのが分かるようになるのではないかと思います。なにしろフランス語はこの合成音(省略音?)が実に多いように思います。方法としてはやはり学習の中に書くという動作を入れることにします。
ともあれフランス語の音を聞いてそのまま意味が解るようになるために音と意味を一体化させるということに注力しようと思います。音と意味が一体化していれば、それは日本語を聞いてその意味が解るという状況と同じと思いますので、その時点でフランス語をマスターすることができたと言えるのではないかと思っています。
以上がフランス語学習6か月後の感想です。現在はGoogle翻訳の助けを借りて、例外はありますが、フランス語を日本語に翻訳することができるようになりました。これはGoogle翻訳の精度が高いということも一つの要因と思いますが、Goole翻訳が時にはおかしい訳を提示した時におかしいと感じることができるようになったことも進歩の表れだと思います。以下のURLを聞いてますと、時々わかる場所があります。題名は「多言語を話す子供たちの出現とその他」ということで議論しています。
http://www.youtube.com/watch?v=jsYWO8jz120
少しでもわかるということは、もう少し時間をかければ、もう少しわかるということを意味しておりますので、1年後、つまり今年の8月末までの間にどのくらい進歩しているのか楽しみです。
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