67歳からのフランス語学習

フランス語、時々仕事、たまには英語

シャドウイングについて

2017年06月07日 17時48分47秒 | 語学

英語を集中的に使用する機会が無くなり、英語に関してはこのまま忘れてゆくのだろうとぼんやりおもっておりました。またなかなか英語が口から出ないということに漠然とどうしたものかと考えておりました。去年の末に教会で英語の上手なご夫婦に会いまして、どのようにして英語をキープしているのか尋ねて見ました。するとご夫婦で英語のシャドウイングをしているという事でした。

それで試しにYoutubeから10分程度のスピーチをダウンロードして、会社の行き返りや散歩のときに聞いてきました。これは前にもこのブログで記載した通りです。語学というのはすぐに結果が出ないものと了解しておりましたので、結果を気にせず、そのスピーチの面白さも手伝って7-8か月にわたり聞いておりましたところ、英語の文章が細部までよく聞こえるようになりました。これは不思議な体験で英語の音の細部まで聞こえるということは日本語と同じように細部が解るように、英語が意味をふくめて非常にはっきりと聞こえるようになってきたとも言えます。英語の音の中に聞き分けられない不明な音が無くなってきました。すると音を聞いて辞書を引くことが簡単になりますので、スピーチの原稿がなくても一向にかまわないということになります。(ただし英語には思いもよらない発音をする単語があるということも心に止めておく必要もありますが)

シャドウイングの正しいやり方があるのかもしれませんが、基本的に意味の分からない単語は辞書を引いて調べておく必要があるとおもいます。わからない文章を何度聞いても学習効果はあまり期待できないとおもいます。また会社への行き帰りや、散歩のときに行いますが、人が居ないところではなるべく大きな声で発音することにしています。これは結構、恍惚とする時間で自分の発音の可否や英文の理解の度合いなどもこの時にわかります。もちろんシャドウイング中は日本語に訳しませんが、発声ができているときは意味は解っていますので、単に英語の音を出しているわけではございません。日本語に訳さないで意味だけが理解できるようになりましたので、英語の長い文章もあまり苦痛ではなくなったように思います。

そんなわけで英語を母語にする人向けのフランス語教材を録音して同様にシャドウイングをしますと、英語もフランス語も知らずに学べるという利点がありますので、是非試してみてください。

 


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