67歳からのフランス語学習

フランス語、時々仕事、たまには英語

67歳の語学学習、フランス語1年5か月後の結果、

2015年01月22日 13時41分16秒 | 語学

フランス語を始めたきっかけは息子がフランス語圏へ留学しておりまして、一度どんな様子か見に行こうという事になり、少しはフランス語をかじっておこうと思ったのがそもそもの始まりでした。

学習を始めてみると、最初に困難だなと思ったのは動詞の変化でした。その次は名詞の性で、その後は形容詞の置き場所などなど次から次に出てきましたが、実はそのような丸暗記を要求するような事柄はすべて無視しまして、頻発する短い文章を聴いて、理解し、口から出てくる程度まで覚えることに傾注しました。文法的なことも理解する必要があると感じた場合はYoutubeで回答を探すと、ほとんどの場合英語による解説でしたが、見つけることが出来まして、フランス語はそうゆう風に表現するのかと納得させられたものでした。

ともあれ暗記は面倒なのでとにかく避けておりますが、実はフランス語に関して知っている単語はそれまでBonjourとかOui程度でしたので、単語だけは覚える必要があると思いまして、Internet上にある無料のページを用いて、後に効果があるとわかり年間5000円程度の会費を払って暗記しているページがあります。この1年5か月で5000程度の単語を覚えたのではないかと思います。ただしこの程度の単語量では少なくともフランス語の聖書などを読む場合は辞書を引き回すことになります。しかし一方で街中でしばしばフランス語の看板などを見て、解るという場面も多くありました。

東京においては英語を話す機会はたくさんありますが、フランス語を話すチャンスは皆無と言ってよいと思います。年末に友人がフランス人を教会に連れてきましたので、BonsoirとEnchanteの二言を発しましたが、その後は聞き取れませんでした。息子のところに電話をすると、何かの手違いでオペレータ^が英語とフランス語で返してきますが、フランス語は聞き取れません。実は去年の夏に息子の留学先に行きまして、市内一周のチケットを求めようとしまして、Je voudrais avoir un ticketと言おうと思いまして、Je voudrais avoirまで言いましたところ、What can I help you?と英語で返されて以来フランス語で話しかける意欲を失ってしまいました。ちなみに訪れた場所はカナダのケベック州のモントリオールです。

現状の単語量では文章を作るにしても使用可能な単語数が少なくて、たちどころに思考停止となります。それで初めから現在に至るまで、ともあれ単語量を増やすこと、頻発文を暗記することを学習の基本としています。その結果不思議なことに文法的におかしいとか正しいという意識ではなく、フランス語はこのように述べるだろうという事が覚えた短い文章から類推してある程度確信できるようになりました。英語でも同様と思いますが、英文を作る時に現在形だ、過去形だという意識ではなく、過去に起こっていることは過去を表わす動詞を用いているだけで、動詞の変化表を思い出しているわけではないと思います。フランス語に関してはともあれ英語を学んだ経験で不要な方法はすべて削除して最短距離を歩みたいと願っています。

今日なぜこんなことを書く気になったかと申しますと、「たった27日で、英語がペラペラに話せる」というメール広告が舞い込んだからです。この手の広告で有名なのが「聞き流すだけで英語が話せるようになる」というものもあります。効果がないとは言いませんが、少なくとも頻発する単語は10000語ほどは頭の中のランダムアクセスメモリー(瞬間即答可能)に入っている必要があると思っておりますので、いずれのキャッチコピーにも賛同できません。ちなみに日本の英語教育では英語の知識が頭の中のハードディスク(記憶の出し入れに時間がかかる)に入っているように思われます。

ともあれ、外国語をある程度利用可能になる状態にするには数年の時間が必要なので、そのような覚悟で学んでゆく必要があるように思います。また同時に学習の方法も大きな意味を持ってくると思いますので、時々立ち止まって、現在の方法が効果的なのか否か検討する必要もあるかもしれません。2年半後の息子の卒業式には再度モントリオールに行き、もう少し長めのフランス語を話したいものだと思っています。その時はフランス語学習4年となり、しかもその時は70歳になっているはずですが、フランス語を駆使して町を飛び回っている自分が居るかもしれないと想像してワクワクしています。


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フランス語で -t-が挿入されますが、そのルールは

2015年01月21日 20時42分08秒 | 語学

今日の引用箇所は以下の通りです。

https://www.youtube.com/watch?v=DLFcL6MRdx0

まず始まりはフランス語で疑問文を作成する場合に動詞と主語を入れ替えてハイフォンでつなぎますが、その例です。

Vous savez あなたは知っている、英語で言えば You knowですが、フランス語の場合英語と異なりDo you knowとする必要はありません。単純に語順を変えてハイフォンでつなぎます。

Savez-vous ? となります。 もう一つの例は

Ils sont alles a la plage 彼等は海に行きました。(注:アクセントマークは付けてありません。疑問文にするには、ひっくり返して、

Sont-ils alles a la plage ?

ただしいつもこのように簡単に行くわけではありません。表示されている表の青で表示されている主語に対しては上(通常の反転)の方法で解決できます。例として

Tu peux            Peux-tu ?             You can Can you?
Nous chantons       Chantons-nous ?       We sing Do we sing?
Vous prenez         Prenez-vous?          You take Do you take?

しかし赤い背景の主語、il, elle, on の場合その後の動詞の最後が母音で終わる時には以下のようになります。

Il chante--> Chante-t-il ? つまりフランス語では動詞の後の母音とその後にくる主語の母音とが仲が良くないので間に-t-を挟むということになるようです。説明ではeとiとの間は関係が持てないので、t を入れると述べられています。次の例も同様です。

Elle va partir (she is going to leave)         Va-t-elle partir ?
On aura ( we will have)                   Aura-t-on ?

しかし母音が重ならない場合は通常のようにひっくり返すしてハイフォンをおきます。

Il peut                Peut-il ?
Elle sait               Sait-elle ?
On Prend Prend-on ? (Prondのdはtのように発音します。)

次にje の場合のです。

Je suis--> Suis-je ? この場合は通常通りの反転で済みますが、フランス人としてはおかしく聞こえる他の例をを取り上げています。灰色の背景は通常通りで構いませんが、小豆色の部分はフランス人としては違和感があるようです。青は通常反転しないで記載の方法つまりEst-ce queを用いて疑問文にするようです。

Ai-je ? Que sais-je ?
Veux-je ?(書き言葉としてはOK) Est-ce que je veux ?
J'entends Qu'entends-je ?
Dos-je ? Que dis-je ? Que fais-je ? Qu vais-je ? Que vois-je ?
Je peuxに関しては不規則で Puis-je ?となります。(I can, I may)

Je chante-> Chante-je ? (chanteのeに人により異なるアクセントが付く)
Je mange-> Mange-je ? (同様にeにアクセントが付きます。)
Je grandis-> Grandisse-je ? (スペルが異なりますが、少し重いので下のように述べます。)
Est-ce que je grandis ?

代名詞等(le, Y, en )がついている動詞を伴う場合は主語のみ移動する。:

あなたはそれを欲している。-->あなたはそれを欲しいのですか。 
Tu le veux --> Le veux-tu ? You want it --> Do you want it?

彼女はそこに行きます。-->彼女はそこに行きますか。 
Elle y va --> Y va-t-elle ? She is going there--> Is she going there?

あなたはいくつか取ります。-->あなたはいくつか取りますか。 
Vous en prenez--> En prenez-vous ? You take some--> Do you take some?

この後今までのまとめとなります。


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