そして今日は過ぎ行く

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雪!

2005-03-13 18:13:43 | 日々のよしなしごと
 今日は、友達二人とご家族が揃って遊びに来てくれたのにものすごい大雪。ふわふわと舞い降りる雪に「 わぁ、キレイ! 」なんて見ほれているうちはよかったのですが、夕方にはそれが猛吹雪に変わり、帰るべき道を真っ白に覆い隠していきます。このままみんなお泊りしてもらわなきゃだわ!!なんて、いっときは本気で考えてしまいました。
 その友達のうちのひとり、彩映ちゃんの連れてきてくれた生後10ヶ月の赤ちゃんが、初めて見る大雪にガラス窓をバンバンと叩いて喜んで、まだ言葉になってないモニャモニャした言い方で、一生懸命にそのコーフンをちっちゃな身体の外に表現しようとしています。
 「 雪 」という言葉がまだこのコの頭の中にはなくて、その降り方のすごさの尺度基準もまだ真っ白で。今は目にする何もかもが言葉に代えられないくらい、“ 人生最高のスゴイもの ”なんだろうな。そういうコーフンを毎日、いや日に何度もくりかえしているのだな。と、つくづくそのコが羨ましくなりました。
 そんなことを考えさせてくれたのは友達が見せてくれた自作の育児川柳。コンクールに応募するためにほそぼそと作り始めたのが、だんだん面白くなって次々と言葉があふれてきて、作品の数は今では50~60句だそう!まだ子どもを生んでないthlaspiにも、“ そのキモチ分かる分かる! ”って思えるものがありましたから、入選するといいな~。詳しい内容はアイデアの丸パクリになっちゃうのでここでは書けませんが、素直に成長を喜び、日々生まれる新鮮なオドロキを描いたものから、幼子がふと見せる愛すべき身勝手さや、つい“ わが子サイコー! ”になりがちな自らの親心を冷静に見つめるツッコミ系のものまで、ホント多種多彩でした。どれも17文字に収まりきらない愛情があふれておりましたぞ。
 日々増えてく成長の実感。育児日記としても残せるしいいねー、って思いました。

 ここしばらくお互いに忙しくてなかなか会えなかったので、もう時効にして流してもらってもいいくらいのthlaspiの誕生会まで、今日はみんなで準備してくれてました。1月の本番を始め、何度もお祝いしてもらえてウレシイぞ。もう一人のお友達、M子ちゃんが選んでくれたフルーツたっぷりのケーキ( 彼女がセレクトするものは絶対ハズレなし! )と、彩映ちゃんが選んでくれた花束( 写真 )をいただきました。やわらかいピンク色のスイトピーも、真っ赤なふちどりが可愛いプチカーネーションも、みんないい香りでシアワセです。たくさんのお花をありがとう。それに留守にしていたうちの旦那の分までケーキを用意してもらってありがとうね。あとでとっても美味しくいただきましたよ。
 彩映ちゃんのご主人もとっても動物好きの優しい方でして。うちのハムスターともたっぷり遊んでやってくださいました。ハムスターまで大満足。ホント感謝です。

 そういえば、thlaspiが生まれた日もスゴイ大雪だったらしい。病院の中で眠っていて見られなかった人生最初の雪はおいといて、雪の降る日のハッピー度をアレコレと比べてみると、今日は人生最高と言ってもいいぐらい!ランキング暫定一位の喜ばしいひととき。これからもっともっとシアワセな雪が、みんなの人生にも降り注ぎますように。そんな真っ白なキモチになれた楽しい一日なのでした。


 ちなみに誕生日ケーキがむちゃむちゃおいしかったので、お店紹介しときます。『羽衣屋』。子どもの頃に、誕生日にしか買ってもらえなかった丸いケーキは大のご馳走でした。そんなことを思い出させてくれるような、あっさりとした懐かしい味わいです。