そして今日は過ぎ行く

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またまた急で申し訳ありませんが・・・再開いたします

2006-05-31 21:06:46 | 似非小説家的之妄想思考
突然ですが、戻ってまいりました。
お休みするのも再開するのも突然で、いつも皆さんをびっくりさせてばかりですね…申し訳ないことです。

約1ヵ月半、ブログをお休みさせてもらって、小説を書くことに集中した結果、
「私が好きなのは、ほんとは小説を書くことじゃないんだな~」ということをしみじみ実感いたしました。

ところで、話はコロッと変わりますけれども、先日、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」という番組で、足柄刺繍という伝統工芸を取り上げていたのです。この刺繍というのが、「これってホンマに刺繍なん!?」と驚いてしまうような、絵画のごとく緻密で写実的なシロモノでした。
その足柄刺繍の作家さんは、1年ぐらいかけてひとつの作品を仕上げるそうです。もちろん、花や鳥など、メインの題材をいきなり刺していくことはできません。まずは、背景の細かぁ~い柄をチマチマチマチマ刺していくという地道な作業に、なんと4ヶ月ほど時間をかけられるんだそうです。

アンタは小説のために、それだけ頑張れるのかと問われたら、
「う゛ーーーーーーーん、無理です!
と答えるしかありませんね


花や鳥のような、メインの題材が、小説にこめるメッセージだとしたら、気の遠くなるような長~い時間をかけて背景の細かい柄を刺していくという作業が、ストーリーを書くことにあたると思うのです。
足柄刺繍の作家さんは、花や鳥が好きだから作品を刺すのではなく、刺繍をするという作業が好きだから続けておられると思うのですよね。

私が好きなのは、たぶん、花や鳥の出てくる綺麗な夢を見ることです
なのでこれからは、ここのブログという場を借りて、ちっちゃい花や鳥の夢を描いていきたいな~、と思っています。
という訳で、よろしければ、これからもおつきあいくださいませ