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そして今日は過ぎ行く

このブログを一番下までずずずいーっとスクロールすると、右側にナマケモノがいます。更新が遅い当ブログにぴったり(笑)

B-1グランプリ姫路 11/12(土)

2011-11-12 23:12:19 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
ずいぶん久々の投稿になってしまいました~
今日、明日と兵庫県姫路市で開催中の『B-1グランプリ』という、B級グルメの祭典に行ってまいりました!
とりあえず、明日行かれる方のために、写真と状況報告だけアップいたしまーす。後日また、それぞれの料理を個別にアップしなおしますので~読みにくくてごめんなさい!



姫路駅から一番近い『第2会場 大手前公園』のチケット売り場の脇に、各ブースの待ち時間が書かれていました。
↓これはすべて、11/12(土)朝10時の状況です。

お客さんがたくさん並び過ぎて、入場制限をされてしまう『行列制限』が、出まくってますねぇ…
ただ、この『制限』は、状況に応じて、こまめにかけられたり解除されたりを繰り返すようなので、「このメニューがどうしても食べたい!」という方は、何度か様子を見に行かれるのもいいかもしれません。
(※B-1グランプリのtwitterでも、リアルタイムで混雑状況が見られるみたいです)



①こちらの岡山県・日生の牡蠣入りお好み焼き『カキオコ』も、10時に『制限』がかかっていたものの、11時30分ごろに行ってみたら、30分待ち
実際に並んだ時間は15分ほどでした

お好みの生地はふわっと、牡蠣がぷりっとしていてたいへん美味!
私はこれに投票しました。



②甲府の『鳥もつ煮』
ここはなかなか手ごわくて、2度ほど様子を見に行ってもずっと『制限』がかかったまま…
しかし、14時過ぎ、「帰る前にもう一度だけ!」と訪ねてみたら、入場OKになってました~
あと5分で受け付け終了というギリギリの滑り込みセーフ!!!
90分待ちとなっていましたが、実際に並んだのは40分ほどでした。

B級というより、デパ地下のお惣菜みたいに上品でした。
ものすごい数の人が並ぶのも、納得がいきます。



③こちらは岩手の『北上コロッケ』
並び始めた時は30分待ちと書かれていたのですが、それから10分ほど経った頃、突然、『制限』がかかりました
比較的空いているブースでも、油断なりませんねぇ…

写真では伝わりにくいですが、中味はジャガイモではなく、里芋のコロッケなんです。
もちっとした食感が新鮮です。



④つづいては、岐阜の『めいほう鶏(けい)ちゃん』
鉄板の上で、鶏肉とキャベツを味噌だれで炒めた料理でした。
うちの旦那曰く、「懐かしい味」
じつは、食べきれなかった分を自宅へ持ち帰り、温めなおして食べたんですが、味や食感が作りたてとまったく変わらずおいしかったです。

この『鶏ちゃん』ブースも、朝10時台には比較的空いていたんですが(下の写真 左側)、15時頃には『完売』の札が出ていました(下の写真 右側)。

朝、空いているからといって後回しにすると、食いっぱぐれる可能性も…



⑤こちらは静岡県・富士市の『つけナポリタン』
つけ麺のパスタ版ですね。
こちらは朝10時頃には、10分ほどの待ち時間で、すぐ食べられました。

悪い意味ではなく、コンビニのパスタちっくなチープシックなおいしさ!
ソースは、トマトの酸味がいい塩梅にきいています。
麺も給食のスパゲッティみたいな伸びきったのを想像してましたが、実際はコシが強めで食感がいいです
おいしかった!!! 
しかし、わざわざつけ麺にした理由がイマイチわからず…



⑥岩手の『まめぶ汁』
根菜のたっぷり入ったすまし汁なんですが、そこに加えて、黒糖&胡桃入りの白玉(写真の青矢印)が!

独特の甘じょっぱさがなんとも良かったです
白玉が、もっとたくさん入ってたら最高だったんですけど…
とってもおいしかっただけに、ちょっぴり残念でした。



おまけ:姫路城・三の丸広場にあった物販コーナーの姫路『ひめたま』
地元で人気のサンドウィッチ店のようです。
お店のキャラクターが、なかなかの可愛子ちゃんですね
しかしお客さんがひっきりなしだったんで、うまく写真が撮れませんでした~

タマゴサンド(160円)、フルーツサンド(170円)、どちらも安いのによいお味でしたよ

妙心寺&仁和寺

2011-05-11 14:03:40 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
連休中は、旦那がまとまった休みを取れなかったので、日帰りで京都へ行きました。
まずはJR花園駅前のカフェでパスタランチを。




訪問先は、妙心寺。
Myoshinji Temple
広ぉーーーーーい敷地内にたくさんの分院があるのですが、非公開で通り抜けできない場所が多く、境内の移動にすごく時間がかかります。
なので今回は、たっぷり半日かけて見学しました。

狩野探幽の雲龍図や、明智光秀を祀った明智風呂などが有名です(※撮影禁止)
↑が見られる法堂のほかに、通常公開されている寺院は4か所。
それに加えて、GW中は、大法院も特別公開されていました。

大法院(※春の特別公開は5/8まででした)

拝観料600円で、お抹茶と和菓子がついてます。
green tea

こちら↓は、通年公開の桂春院。
japanese style garden
この庭は、よくある枯山水ではなく、木を大きく育てて、自然の山林に近い雰囲気。
風が吹くたび、葉の揺れる爽やかな音が聞こえて落ち着きます。

苔の上に木漏れ日が当たってきれいでした。



次の訪問場所へ移動中に、カフェで一服。

昔の雑誌や漫画など、とにかく蔵書が多いので、ついついのんびりしすぎてしまいます。



次の目的地は、仁和寺。
gate of Ninnaji Temple
山門の透かし彫りが繊細で美しいです。
そしてお寺の中には、こんな可愛い透かし彫りも!

仁和寺は、ちょう番にハートマークが乱舞したりして、細部がさりげなくラブリーなところがいいんです。
↓butterfly and heart


境内では、もう5月になるというのに、まだ少しだけ桜が咲いています。
その中に、一風変わったやつを見つけました。
緑の花びらに、ピンクのしま模様!
cherry bloosoms at Ninnaji Temple
↑これは有名な御室桜とは違うみたいですね。

『御室桜』と看板がかかっている場所には、こんな桜↓が。
cherry bloosoms at Ninnaji Temple
同じ小枝なのに、おしべ&めしべの色が違う花が咲いていて、これも珍しいですね。



連休真っただ中でしたが、洛中や嵐山と違って、人も少なめ。
ゆっくりと春の京都を満喫できました。
以前は、こんな風にちょっと郊外にあって混雑しない寺院では、海外からの観光客の方を多く見かけたものですが、今回はほとんど出会いませんでした。
また元通りに、外国の観光客の方がたくさん来てくださるようになれば嬉しいですね。

It is glad when coming to Japan to go sightseeing!
Je suis heureux lorsque je viens pour visiter des sites pittoresques à Japon!
Io sono contento quando io vengo per fare il turista a Giappone!
Ich bin froh, wenn ich für Besichtigung nach Japan komme!
Me alegro cuando vengo para el turismo a Japón!
Eu estou alegre quando eu vier para turismo para o Japão!

三田市・お花見で復興支援★行ってきました

2011-04-11 17:11:33 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
先日記事にした、震災復興支援のお花見イベント、最終日に行ってきました。

まずは受付で、缶バッジを購入。代金がそのまま義援金になります。

↑昔どこかで聞いたことがあるようなスローガンがちょっぴり気になります…

チャリティーライブもしていました。


武庫川沿いにずーっと桜並木が続いているので、好きなペースでてくてく歩いていきます。


お天気がよかったので、たくさんの人が来てくれたみたいでよかったです。

村上春樹 芦屋大検定

2011-02-20 21:53:58 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
今月の初めごろ、新聞の地方欄に『村上春樹 芦屋大検定』という催しが紹介されているのを見つけて、参加を申し込んでおりました。

村上作品は好きですが、全部読んだわけでもないし、検定でいい成績がとれるとはとても思えないけれど、参加費500円で、研究者の方の講演が聞けるのはおトクかなと思い、行ってみました。

そんなわけで、昨日は、会場の芦屋ルナホールへ。
ホールの前に着いてみると、熱気を帯びた村上ファンが続々と…なんてことはなく、芦屋を愛する地元のおじさまおばさま方が列をなしています。
『村上春樹 芦屋大検定』ですから、熱心な村上ファンばかりが参加されるとは限らないですね。
並んでいる方の中には、ウィキペディアで村上さんの経歴を印刷してきて、ラインマーカーを引いてお勉強している方も!
「い…一夜漬けかいっ!」と、思わず心の中でつっこんでしまいました。

かくいう私はというと、ほとんどお勉強らしいことはせず、のんびり講演を聞くつもりで行ってきました。
おかげで検定の成績は、10問中、半分も間違ってしまいました。もちろん不合格です。(合格は9問以上正解)

まさか村上さんの検定で、「在原業平の父親は?(A:阿保親王)」「芦屋浜の埋め立てが始まったのは何年?(A:1969年)」なんてこじつけ問題が出るなんて思わなかったので、それは間違っても仕方ないんですが…。
村上さんが好んで通われていたという芦屋図書館打出分室の問題「図書館になる前は何の建物だったか?(A:銀行)」という問いを、外してしまったのはちょっとショックでした。
打出分室には、見学に行ったこともあるのに不覚です…。

ちなみに、問題文のあとの( )内を選択して青くすると、答えが読めます。
他の検定問題と解答を知りたい方は、こちらへ。

講演の方は、村上さんの少年時代のエピソードが聞けたり、作中に出てくる曲の演奏をしてくれたりと、楽しめる内容でしたよ。

検定合格者がもらえるという、アンリシャルパンティエのお菓子をもらいそこねてしまったので、別のお店でケーキを買いました。


せっかく芦屋に行ったので、人気のパン屋にも!

文学の香り高い一日のはずが、芦屋パン・スイーツめぐりに終始してしまったのでした…。

農協のイベントで、三田牛を見てきました

2010-11-06 23:17:39 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
三田市農協の直売所、『パスカルさんだ』でイベントをやっていると聞いて、買い物がてら見てきました。
イベントの一環で、三田牛の競り市を公開していたみたいです。
駐車場には、仮設牛舎が建ってました。


いちばん評価が高かったチャンピオン牛は、この子。

立ち姿がキマってますね~

このあと、広報の方が立派な一眼レフで、この子の勇姿を撮影しようとされたんですが・・・
カメラマンさんが、牛の生産者さんに向かって、「足を一歩前に出して!」なんてポーズをつけているうちに・・・

肝心のチャンピオン牛が飽きてしまい、「イヤイヤ!」とだだをこねてしまいます。

しかも駐車場は、

牛フンまみれ・・・
牛フンを踏まないと、ベストショットは撮れません


この子は、ちょっと哀しそうな目をしていますね・・・

こちらは牛のエサ。

乾燥のとうもろこしや、干し草などを食べているようです。

牛を見物していると、ちょうどお昼どきに
私もそろそろごはんタイムにいたします。
仮設牛舎からちょっと離れたところに、三田の食材を使った料理の屋台がたくさん。
↓ここの屋台には、いち早く行列ができていました。

合鴨肉の串焼き。
やはり、鴨とネギの相性はバッチリですね。
肉の臭みはまったくなく、炭焼きの香ばしさや歯ごたえがなんともいいんです。
1本200円しましたが、これは本当に値打ちがありました!

こちらは、専用の機械で作る焼き栗。

ゆでた栗よりも、ほくほく感と香ばしさが際立っていておいしいんです。
『パスカル』で秋に催されるイベントでは、この焼き栗をよく販売しているので、それを目当てに足が向きます。

牛の競り市今日、6日だけの催しでしたが、料理の屋台は、明日11月7日までやっているそうです。

砥峰高原でススキに埋もれる

2010-10-23 00:12:30 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
一面のススキで有名な、砥峰高原に行ってきました。



12月11日(土)に公開予定の映画『ノルウェイの森』のロケ地として、町をあげてガンガンPRしているようです。


高原の散策コースの中にも、ロケ地の表示がされていて、どんなシーンの撮影をしたか解説が書いてあります。

高原内にある交流センターでは、撮影の様子が伺える説明ボードもあり。

映画出演者のものとおぼしき、サインも飾ってありました。

レイコさん役の霧島れいかさん以外は、誰のサインかわかりませんが・・・。
砥峰高原で撮影したのは、阿美寮のシーンでしょうから、おそらく主演の松山さんと菊池さんのサインだと思われます。


交流センターの前には、ちゃっかり記念撮影用のパネルも設置!
顔出しパネルじゃなくて、ちょっと安心しました。

砥峰高原は、天気がよければ、夕方の風景がいちばんきれいだそうなので、遅めの時間に出かけたのですが、残念ながら、この日は曇りで夕日は見られず・・・。

でもせっかくなので、散策コースを歩きますよ~

展望台へ向かって歩くうちに、ススキの背がどんどん高くなって、周りが見えません!
ススキをかき分けながら進みます。


ススキの中に埋もれているように見えますが、散策用の木道の上を歩いているんです。
獣道のように狭い散策コースを歩いていると、周りがまったく見えなくて、麓の交流センターまで帰り着けるのか不安になりましたが、展望台から30分くらいで、無事おりることができました。

散策コースの脇には、ところどころ、可愛い花も咲いています。

こちらは、ウメバチソウ

リンドウも、控えめな美しさがありますね。

午後2時ごろに高原に到着して、交流センターでお弁当を食べ、ススキの中をのんびり散策しても、まだ午後4時ごろでした。
短時間でしたが、たっぷり楽しめました。
来年も行って、今度こそは、きれいな夕日を見てみたいです

西宮船坂ビエンナーレ~船坂小学校~

2010-10-22 18:42:57 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
②棚田エリア、③湯山古道エリアの散策をしたあと、最後に①船坂小学校に戻ってきました。
ここでも、空き教室を利用して、作品が展示されているんです。

まず目につくのは、廊下にぶらさがる謎の物体。

写真では、動きが止まったところしかお見せできないんですが、実際はくるくると回り続けてます。
ソーラーモーターを利用していて、けっこうな高速で回ってるんです。

作品が展示されている教室から廊下を見ると、こんな感じ。

くるくる回っていると、玉ねぎみたいな形になりますね。

校内の廊下は、何も手を加えずに、そのまま残されていますが・・・


校長室にある歴代校長先生の写真が、こんなことに!

このらくがきがなければ、校長先生の写真には目がいかなかったかも。

初代の校長先生はお寺のご住職のようで、在任期間は、なんと明治時代。
寺子屋から始まった学校なのでしょうね。
らくがきのおかげで、学校のなりたちや歴史に、思いをはせることができました。
ちなみに、他の部屋では、ちゃんとらくがきなしの写真を飾っていましたよ。

2Fには、職員室のあとを利用したカフェがあります。
ドリンクと焼き菓子のみのシンプルなメニュー構成でした。

窓際の席は、小学校のイスそのままのノスタルジックな感じですが、楽にくつろげるひじ掛けつきチェアも6席ありました。

黒板にはカフェのメニューが書かれていましたけど、その隣の黒板には、閉校の日の行事予定が。

もうここには、子どもたちがいない。
寂しさに、心がきゅんとしてしまいます。

他にも、この学校にかつて子どもたちが集っていたことを感じさせる作品がいくつかあって、寂しいような心あたたまるような、不思議な感覚を味わいました。

写真ではその魅力が伝えきれないので、撮影はしていませんけれど、いちばん好きだったのは、子どもたちが歌の合唱をする声が聞こえる作品でした。

 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

西宮船坂ビエンナーレの訪問記はこれでおしまいです。
おつきあいいただいてありがとうございました。

西宮船坂ビエンナーレ~湯山古道エリア~

2010-10-21 07:54:32 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
西宮船坂ビエンナーレ、続いては③湯山古道エリアを紹介します。
こちらは全長0.8kmほど。
展示作品のうち6点が、すぐ近くにまとまっていて、短かい時間で見学しやすいです。

そのなかでも4点は、↓こちらの茅葺き古民家で見られます。

この民家じたいも作品なんです。
茅葺き屋根に、派手な色のばんそうこうがべったり。

茅葺きの家の中には、人手やお金の問題などで、ちゃんとした補修ができないものもあるそうでして・・・
直せないまま放っておくしかない痛々しさが、直感的に伝わりますね。
面白い表現です。

民家の内部では、映像作品もありました。
こちらは、ドイツ人の作家さんの作品で、船坂の盆踊りを撮影したもの。

なぜか無音・無表情なのが不思議です。

もうひとつ映像作品があったのですが、そちらはかなり動きのある作品でして、家の中が暗めだったこともあり、うまく撮影できず・・・。

その他にも、家の中のあちこちに、可愛らしいオブジェが仕込んでありました。
ぜひ現地に行って、探してみてくださいね。


古民家を出て、川沿いをうろうろしていると、作品を発見!
川のせせらぎを聞くための装置。

船坂にいると、自然の音よりも、車の走る音がけっこう耳につくんです。
宝塚や芦屋への有料道路が走っていたり、有馬へも近いので、交通量がかなり多いせいでしょうか。
この装置のおかげで、混じり気のない自然の音が聴けました。

 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

↓こちらは作品ではないのですが、写真が少ないのでおまけ!

ミッフィーの飛び出し注意くんです。

次の記事で最後になります。
①旧船坂小学校へ戻って、校舎内の作品を紹介します。

西宮船坂ビエンナーレ~棚田エリア~

2010-10-19 15:07:58 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
続いて、西宮船坂ビエンナーレ、②棚田エリアの作品を紹介します。
『棚田』といっても、そこに稲穂は生えていません。

ところどころ、ネギ畑が目につくくらいで、非耕作地がけっこうあります。
一部は貸農園になっているようですが、それでも空き地はいっぱい。
その空きスペースを利用して、作品が展示されています。

☆こちらは、もう耕されなくなった畑の畝をうまく利用した作品。

タイトルは、『船坂サラダ』。
野菜の代わりに、サラダに縁の深いとあるものが植えられています。
それが何かは・・・現地へ行ってからのお楽しみです!

☆これは、山間の船坂とは縁のなさそうなものを持ってこよう! というのがテーマの作品。

カラフルな着色が、山の緑に映えます。
解説には、「作品にあいた穴から、船坂の風景を眺めてみてください」と書かれていたのですけど、よそのお子ちゃまが楽しそうに穴を覗いていたので、今回は遠慮しました。
近くの木に吊された風鈴が、風になびいて、山の風を感じさせます。

☆これは、縄文時代の遺構?!と勘違いしそうな作品。

入口はかなり狭いですが、中に入れます。
中の様子は・・・実際に入って体験してみてくださいね。
天井には穴があいていて、空が見えました。

☆船坂には、たくさん竹が生えていて、作品にも多く利用されています。

普通、竹を曲げて加工するときには、火で加熱したりします。
でも、この作品は、無理な加工をせず、竹の自然な曲がる力だけで作ったそうです。

☆これは農機具を入れる小屋に見えますが、中に作品があります。

そこにあるのは、土の山・・・
何を伝えようとする作品なのか、それは現地で確かめてみてくださいね。



 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

棚田エリアの全長は1.5kmほど。
順路の案内板をたどりつつ歩いて行くと、ハイキングのようにいい運動になります。
コースの脇で、お弁当を広げている方もおられました。
(ただし、「ゴミは各自で持ち帰ってください」と注意書きがありました。)

このあとは住宅街に入っていって、再生された茅葺き民家を見学します。

この日はちょうど、建築関係の団体さんが視察に来られていました。
便乗して説明を聞いていると、土壁の骨組みの作り方の工夫など、なかなか面白いお話が聞けました。

ただ、この家の歴史についての解説はどこにも書かれていません・・・。
築何年なのか、何年前までここに人が暮らしておられたのか、どんな方が住まわれていたのか・・・。
説明をしてくださる人も誰もいなくて残念でした。

※10/22追記
この古民家の再生ボランティアをされているハルヤマさんから情報をいただきました。
この家の再生をボランティアでされている団体、古民家族さんのHPを教えてくださいました。
ありがとうございます。

HPによると、築150年~180年の歴史あるお家だそう。
法隆寺の改修工事に参加されるほどすごい腕前の大工さんが作られて、自ら住んでおられたようです。
なんとこの家の梁の一部に、古材として、室町時代の材木が使われている可能性もあるらしいです!

これだけ歴史のある民家を入場料なしで見学できて、なんだか申し訳ない気持ちだったのですけど、修繕費の募金箱があったので、ちょびっとだけですが募金してきました。

ハルヤマさんのブログでは、私がこのとき便乗で見学した土壁塗りの下地作りの様子が紹介されていました。
今ではなかなか見られない職人さんによる仕事を、それとは知らずたまたま見学していたようです。
とても幸運でした。


そして、この茅葺きの家の中にも、作品が展示されています。

きのこ型のランプが置かれているのは、家の土台の木材。
床が取り払われているので、土台の構造がよくわかります。

次は、湯山古道エリアを紹介します。

西宮船坂ビエンナーレ~地域愛をひしひし感じるアートフェス~

2010-10-18 10:51:53 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
秋が深まって、いい気候になってきました。
味覚市や、美術展、おでかけしたくなるイベントがいろいろありますね。

六甲や篠山でも、アートの祭典をやっていてタウン誌でも取り上げられたりしています。
今回、私が行ってきたのは、雑誌では取り上げられていない小さな地域密着のアートフェス、西宮船坂ビエンナーレです。
西宮市北部、西宮北ICに近い船坂地区で、10/10(日)~11/14(日)の期間で開催されています。
(10時~17時。水曜はお休み。屋外展示のみ見られます。ただし、11/3は開場)

うちから船坂までは車で20分。
宝塚方面へ抜ける西宮北有料道路に近いところなので、(失礼ながら)これまでは車で通り過ぎるだけのエリアだったのです・・・。

しかし、現地へ行って、作品を鑑賞しながら歩いてみると、景色のきれいなところも多くてびっくりです。

こんなのんびりとした田園風景や竹林、緑が楽しめるのはもちろんですが、船坂バス停のあたりからは、御殿山の高層マンション群ラビスタや、宝塚の街並みが見渡せて、なかなかいい景色です。

アート作品の展示は、3つのエリアに分かれています。
①旧船坂小学校
②棚田エリア
③湯山古道エリア

①は、今年3月末で廃校になってしまった船坂小学校の校舎を利用しています。
展示は、今のところ
・校舎
・ランチルーム
・プール
の3か所。

総合案内所は、ランチルームにあり、そちらで散策MAP&作品リスト(100円)を購入できます。
入場料は、なんと無料

会場には、このような青色の案内板や赤いのぼりが立っています。

ランチルームの奥には、こんな展示が。
たくさんの人が書いた、「生きろ」のお習字。

迫力ありますねぇ。

実はこの部屋はカフェとして使われてまして、ここでランチセットや丼、麺類、パンやドリンクなどを提供しています。
ここから歩いて行ける範囲に飲食店が少ないので、貴重な食事スペースです。
(ちなみに、飲み物の自販機は旧船坂小学校のすぐ近くの、JA兵庫六甲船坂出張所にありました。散策コース内に、コンビニは1軒あります。)

このカフェで使うために、船坂の土をこねて縄文式のお皿を焼いたそうです。
そういうこだわりも面白いですね。
料理を注文しなくても、カフェへ入って展示を見ることはできました。


こちらは校舎の方の展示。
西宮神社の元宮司・吉井貞俊さんが描かれた、膨大な量の風景スケッチです。
TVで何度か紹介されていて、一度拝見してみたかったんです。

この方のスケッチ画を見るのが、ビエンナーレへ行く一番の目的でした。

大阪・御堂筋の精密なスケッチ。

長ーーーーい巻物に、描かれています。


この方のすごいところは、電車や自動車の車窓から見た景色を、とんでもない高速でスケッチされてしまうところ。
これも、走行中の列車の中で描かれたものです。

こちらは新三田駅の風景。
右隅に、「8:34」と、到着時刻も書かれています。

この展示室でチラシをもらったのですが、
10/28(木)~11/7(日)には、小学校の体育館を使って全作品を公開展示されるのだそう。
風景スケッチの絵巻だけでなく、吉井さんのもうひとつのライフワークである古地図の模写なども見られるみたいです。

今回は10点ほどしか見られなくてもっと見たいと思っていたので、嬉しい!
また見に行きます!!

2010.11.8 追記
先日、吉井さんの『流れ絵展』を見てきました!
(※展示は、11月7日で終了しています)

旧船坂小学校、体育館の床に、ずらりと絵の巻物が並べられています。
吉井さんご本人もいらっしゃっていて、NHK『熱中時間』に出演されたときのお話も伺えて楽しかったです。

新幹線の車窓からのスケッチは圧巻!
ものすごい動体視力ですね。

富士山もきれいに描かれています。


↓こちらのページで、吉井さんの経歴が紹介されています。
http://www.intercross-com.co.jp/tool/index.php?module=EventUniqueContrivance&action=Detail&unique_id=2
リンク張ってなくてすみません お手数ですが、コピペでお願いします。

訪問した日には、たまたま手打ち蕎麦の販売イベントもやっていました。
この日の会場は、旧船坂小学校のすぐ近くの、JA兵庫六甲船坂出張所。

十割そばなのか、麺がぷつぷつ切れていてすすれませんが、香りがよく、おつゆもおいしいです!

メニューは、おろしそば(冷)¥300-のみ。
大根おろしの甘みが強くておいしかったです!
食後には、そば湯もいただけました。



 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

現地へ行ってみて感じたのは、地域住民の方のビエンナーレに対する熱心さ。

ボランティアスタッフの方だけでなく、すれ違った住民の方からも、「こんにちは!」と声をかけられます。
作品を探してうろうろしていると、積極的に道案内もしてくださいました。

道案内のついでに、地元の方が利用する湧水の場所も教わりました。

水はきれいですが、沸かさないと飲めません!
へび(毒なし)もいます…。

ただ作品だけを見て通り過ぎるのではなく、船坂のくらしや自然、住民の方ともふれあえるのが、メリットだと思いました。

ビエンナーレの作品も、船坂の水・土・植物・農作物…この地の特性を伝えようとするものが多かったです。
次の記事では、棚田エリアの作品を紹介します。

先週の夙川桜

2010-04-09 09:29:09 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
記事にするのが遅れてしまいました。
先週の夙川の桜です。
たしか前の日に雨が降っていたので、午前中は地面がまだ濡れていて、ビニールシートを広げて花見をしている人はいなかったです。
前日は風もかなり強かったので、花びらだけではなく、花ごと散ってしまっている可哀想なやつも・・・。
水たまりに浮かぶ花もきれいですね。

↑桜と一緒に、人が写りこんじゃってますね
私ではありません。通行中の知らない人です。

夙川沿いでいちばん眺めがいいのはここじゃないかと思います。
夙川駅から北へ歩いていって、川が二股に分かれるあたり。
この先に大井出橋という石橋がかかっています。夙川駅と苦楽園口のちょうど中間あたりですね。
景色のいいところには屋台がいっぱい出ているので、どこが絶景ポイントなのか分かりやすいです。

このあと、苦楽園口駅の西の方にあるケーキ屋さんまで頑張って歩いたのですが、残念ながら店内ではお茶できなかったのです。
シュークリームをテイクアウトして、桜を見ながら食べました。
苦楽園に古くからあるお店で、ずいぶん久しぶりに食べましたが、変わらぬおいしさだったので安心しました。

牡蠣が剥いてくれろと急かすのです

2010-03-28 11:16:29 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
今回の日帰り旅の目的は、牡蠣をいっぱい食べることでした~
場所は、住栄丸という海のそばの民宿です。

テーブル備え付けのコンロで牡蠣を殻ごと焼いていきます。
しばらくすると、殻の間からビチビチビチビチッと、透明な汁が噴出してきて、殻にすき間ができてくるので・・・。

そこで専用のナイフを使ってこじ開けます。
牡蠣のシーズンももう終わりなので、身は殻の中ですっかり安住していて、貝柱がしぶとい!
なかなか剥がれてくれません。
殻剥きに夢中になっていると、他の牡蠣もどんどん焼けてきて、「オラも剥いてくれ!」と言わんばかりに、「パーン!」というでっかい音を立てるのでびっくりします。
コンロの上に牡蠣をいっぱい乗せすぎると、大変忙しいです。

殻を開けてからも少しだけコンロで追加熱して食べるのですけど、剥くのに忙しくて、焼き加減なんてとても見てられません!
でももともと身がデカイので、少々焼きすぎたぐらいじゃ味は変わりません! ジューシーでむっちゃおいしいのです。
カキフライも特大サイズでした~

酢牡蠣や牡蠣の炊き込みご飯、大粒の牡蠣入り味噌汁もついて大満足でございました。



民宿の近くの室津港にも、牡蠣の直売所がたくさんありました。
それぞれのお店に焼きたての牡蠣を試食させてくれるコーナーがあって、人だかりができています。
「ハオチー?」
と中国語が聞こえたので、中国の方が観光で来られているのかな?と思ったら、なんと売り子さんが中国出身の人みたいでした。
それも1人じゃなく何人も!
農村が人手不足で、外国の方が働きに来られているというのはTVのニュースなどで知っていましたが、漁村にもそういう現状があるのでしょうか・・・。

室津港あたりの集落を車でぐるっと見物してみると、古い木造の民家やお店がいっぱい残っていて、のんびりとしたところでした。
有馬温泉の金の湯あたりの町並みに似たレトロな風情で、いい雰囲気でしたよ。
また来ることができたら、ゆっくり歩いて観光してみたいです。

赤穂城跡をぶらぶら

2010-03-23 19:48:37 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
連休の最終日、旦那と義父母とたつの市、赤穂市へ行ってきました!

まずは、赤穂市。
赤穂城跡の敷地内にある大石神社から。
参道の両脇に四十七士の石像が並んでいます。
↓これだけ数が多いと、中国の兵馬俑みたいに異様な迫力がありますね。

参道の両側を別々に撮影した写真を2枚並べているだけなので、左右がちぐはぐになってます。
見にくくてすみません。
大石内蔵助の像は、11代後の子孫の方が寄贈されているそうです。他の像をくわしく見てないのでわかりませんが、もし全部がそれぞれの子孫の方から寄贈されていたとしたら、一層凄みが増しますね。

次は、↓何じゃこれ! と思うような写真ですけど、じつはこれ、赤穂城の本丸御殿跡なんです。

御殿の建物自体はなくなってしまってるので、どこにどんな部屋があったのか、広さはどの程度だったのか、ということが体感できる工夫がされています。
畳一畳分の大きさに区切られた石板が敷き詰められていて、その上には、プレートで部屋の名前が記されています。
けっこう広いお屋敷なのに、寝室やお風呂、脱衣所などは、現代のアパート並みに小さくて面白かったです。

↑視点を低くして見ると、現代アート作品みたいな非現実感がそこはかとなく漂います・・・。

御殿跡のとなりにある本丸跡は、石垣だけが復元されていて、展望台のようになっています。
写真の右奥に見えるのが、本丸御殿跡の石板です。


本丸跡からはこんなものも見えました!

山にデカデカとの文字が!
京都の大文字ような山焼きや、神戸の錨山のようなライトアップではなくて、植え込みで文字をつくっているようです。

あったかい手作り尽くしのイタリアン

2010-02-26 16:01:49 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
地元の国道沿い、以前はラーメン店だったところに、いつの間にか雰囲気のよさそうなカフェができていて、ずっと気になっていました。
cafe Lammin(カフェラミン)さんというお店です。
(↑店名は北欧の言葉だそうで、正しくは『a』の上に二つ点々がついてます)
今日は本当はTVに噛り付いていたいだろう日なのに、お友達が快く連れて行ってくださいました。
ありがとうございます。

お店のHPによると、店名はフィンランド語で「暖かい」という意味だそうです。
名前のとおり、休日にふらっと立ち寄ってのんびり過ごしたくなるようなお店です。


今回は、日替わりのピザかパスタを選べるランチセット(950円)を注文しました。
どちらにもサラダと飲み物がついていて、パスタを選ぶとフォカッチャが、ピザを選ぶとスープがついてくるようです。
私は茄子とソーセージのピザを食べました。
生地はお店で手作りされているそうで、もちもちとしています。
けっこう食べ応えがありました。
チーズの塩気がしっかりしているので、ランチでコーヒーと一緒に、というのもいいですけど、夜にビールのおともで頂きたい感じもします。


お友達が頼んだパスタも、お店で手打ちしたものだそうです。
味見させてもらったら、和そばのようにあっさりとして個性的な麺でした。
春菊をペースト状にしたソースは色鮮やかで、春らしい爽やかな香りがします。


パスタについているフォカッチャもよかったんで、どこで売っているのかと思ったら、これまた自家製だそうです。
おかわりできたら嬉しいなぁ・・・なんて食い気ありすぎですね。
ふわふわでおいしかったです。


ランチにはデザートがついていないので、別料金でティラミス(550円)も頼みました。
食べすぎてすみません・・・。

お店の方が、隣のテーブルのお客さんに「ティラミスがおすすめですよ!」とおっしゃっているのを聞きつけて、つい頼んでしまいました。
いざ運ばれてくると、思いのほか量が多かったので食べきれるか心配になりましたが、ふわっとしたスフレのような食感で、重たくはなかったです。


遠くまでわざわざ訪ねて行く…というタイプのお店ではないんですけど、昼も夜もゆっくりできるお店が近所にあるというのはありがたいですね。
地元で長く愛されるお店になってくれたら嬉しいです。

猫のうどん屋

2009-12-25 12:00:24 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
昨日はたまたま旦那の職場の近くで用事があったので、帰りに合流することに。
そのあとは、クリスマスイブだというのに、地味~に旦那いきつけのうどん屋へ。
普通ならテンションがぐぐっと下がってしまいがちな状況ですが、なぜかメニューを見たとたんに、気分は大盛り上がり!

だってだって、うどんを入れている器が、猫づくしなんです

ちょっとわかりにくいですが、蛸の天ぷらが入っている小鉢も猫の形。
←天つゆの鉢の底にも猫ちゃんが。


秀逸だったのがこのそばちょこ↑。
旦那が頼んだぶっかけうどんについていた器なんですが、猫耳のとがった部分からつゆを注ぐと、液だれせず、とっても使いやすい!

湯のみと一緒に出てきた↑この猫は…なんと急須でした↓。

来店のたびに茶色い箸袋↑をためておくと、猫食器をもらえるらしいんですが、そのためには何十回も通い詰めないと…
ちなみに、すごく使いやすかったそばちょこは、箸袋60枚と交換できるようです。
食器はすべて販売もしていて、そばちょこの値段は790円でした。
むっちゃ欲しいんだけど…年末で物入りなので、購入はしばし保留します。


お店の名前は『のらや』といって、関西を中心に支店もいっぱいあるようです。
身体に優しいメニューが多く、黒米のおにぎりや、うどんに入っていた紀州の梅や泉州蛸の天ぷらなど、どれもおいしかったです。