熱々のデザートをお持ち帰り

晩御飯はしっかり食べましたけれどもまだ食べます


ホテル隣接のショッピングセンターにある『満屋甜品』という甘味処で、お持ち帰りができるようだったので、あつあつのお汁粉を買って帰りました。

お汁粉といっても、日本のような小豆のものだけじゃなくて、春雨の原料になる緑豆や、黒ゴマやアーモンドをペースト状にしたものがあります。
今回、夫婦そろってはまったのが、『お団子入りくるみのお汁粉』！
くるみのペーストはとろりとして濃厚なんですが、油っこさやしつこさはまったくなくて本当にクリーミーです。
お団子は、どうしてこんなに柔らかく滑らかになるのか不思議でなりません。日本のお団子は上新粉や餅粉を使うので、食べた後、口にざらつきが残ったり、歯ごたえが強すぎたりするのですが、ここのお店のお団子は噛まずともつるんと入ってしまいます。
お団子の中には細かくつぶした白ゴマが仕込んであって、そのじゃりじゃりとした食感も楽しいアクセントになっています。

お店からホテルの部屋へ持ち帰って食べ始めるまでに１５分ほど経っていて、その上、食べる前に写真撮影までしたというのに、口に入れるとやけどしそうなほど熱かったんです。

お部屋でのんびり温かいデザートが食べられるなんて嬉しくて、二日連続でお持ち帰りしてしまいました～

ビクトリアピークに行くときは、小銭を用意しましょう

見てください！　この美しい夜景！

と言いたいところなんですが。写真がございません……。
写真がないことでうすうすお察しの方もいらっしゃると思いますけれど、せっかくビクトリアピークまで上ったというのに、もやがかかっていて夜景は見られませんでした...


『ピークトラム』というケーブルカーの山麓駅まではバスで行ったのですが、そのバス賃にする小銭を持っておりませんでした。小銭を作るために、小雨の降る肌寒いなかで必死こいてアイスクリームを食べたというのに、残念ながらその努力（？）は実らず...


でも、お天気が荒れていたのは展望台の上だけで、行きと帰り、『ピークトラム』中からは、キラキラと華やいだ夜景が拝めました

レストラン難民 ～やっとめぐり合えた潮州の春～

たっぷり歩き回ったあとは、地下鉄で『中環』駅へ移動して、待望の食事！

ダックか！？　フカヒレか！？　でも、二人だからそんなにいっぱい食べられないし、夜にも飲茶をやってる店に行きたいな～


……という計画だったんですが。
行きたかったレストランが、結婚式のため、貸し切り中だったんですがびーん
いきなりふられてしまいました...


疲れた足を引きずって、あちこち歩き回った結果、やっとめぐり合えたのが『潮江春』というレストラン。
場所は、『中環』の駅から少し北側のJardine House（恰和大廈）というビルの地下です。
ビルの窓がすべてまん丸なので、ひと目で分かると思います。建物の北側に、レストランの入り口がありました。


ここは潮州料理の専門店だったようです。入り口に生簀があって、海鮮メニューが豊富です。
どれもほどよい塩味とショウガの香りがきいていて、さっぱりとしています。

単品を頼むと食べきれないだろうし……と迷った末に、お一人様ＨＫ＄１６８のセットメニューを注文しました。

そしたら、つき出しに饗された菜っ葉のお漬物から、いきなりものすごくおいしいのです
青梗菜のようなシャクシャクした歯ごたえのお野菜を酢漬けにしたものです。
一度手をつけたら、まるでスナック菓子のようにパリパリシャクシャク、箸が止まりません～。
あんまりおいしいので、前菜のおかゆと一緒に写真に収めてしまいました。

このとき頼んだセットメニューは、①ツバメの巣のおかゆと④大海老のこく旨ソースあえ（←料理名が分からんので、勝手に命名）の２品に加えて、１８種ほどのリストから、１人につき１品、好きな料理を選べます。

ということで、旦那は
②海老と蟹の揚げボール

私は、
③貝とイカと野菜の炒め物を選びました。

①のおかゆは、中央にドーンとツバメの巣がのっていまして、これには味付けがされておらず、プチプチとした歯ごたえが楽しめます。ツバメの巣の周りには、塩とだしを少し濃い目にきかせたおかゆが盛られていまして、混ぜながら食べるとちょうどいい塩気になります。おかゆは米粒が完全につぶれるまで煮込まれていて、滑らかな食感です。

②の揚げボールはぷりぷりした食感で、臭みはなく、ほんのりショウガが香っておいしいかったです。
ほかのテーブルでも、揚げ物を頼んでいるところが多かったので、この店では、揚げ物が人気メニューなのかもしれません。

③の炒め物も、塩とショウガの風味だけのシンプルな味付けでした。でもすごくおいしい～ 貝は、きのこに似たコリコリとした食感で、その上、スナップえんどうもたっぷり入っていて、途中であごが疲れましたけど、口いっぱいに春の香りが広がって楽しめました。

④の大海老料理は、写真には収めていないのですが、殻に切り込みを入れて食べやすくした海老に、塩と海老の旨みがたっぷりときいたソースが絡めてあります。このソースは、ひと口舐めただけで、「もう当分、海老はいらないです」と思うほど濃厚な海老の風味がするのですが、不思議と飽きがこないのです。


ＴＶのグルメ番組みたいに、ひと口食べて「ウマい！」という風ではなくて、最初のひと口ふた口は、「薄味だな～」と思うんですが、食べていくうちに、どんどんと旨みが増してきます。
食材そのものの風味を生かした調理の仕方は、和食に似てるなと思いました。

※１ＨＫ＄は、約１５円です。ちょっとお高いディナーになってしまいましたが、香港初食事においしいものが食べられて、いい記念になりました。

西城秀樹は骨董品なのか ～キャットストリートにて～

地下鉄の『上環』駅からゆるい坂を上っていくと、『キャットストリート』という骨董街につきます。
骨董品、といってもそんなに高値がつくような感じのものではなくて、店先に雑然と並べられた怪しいガラクタをひやかして回るのがけっこう楽しいのです。

仏像や、ヒスイや象牙（註：に見えるもの）など骨董チックなものに混じって、なぜかナショナルの電球や、西城秀樹の写真集や、サンリオのグッズなども置かれています。
家に眠っている不用品をここへ持って来たら、けっこう高値で買ってもらえるのかもしれません……。

旅の無事を祈りに ～文武廟へ～

１５時ごろにはホテルに着いて、さっそく出発

最初に行きたかった骨董街は、１８時ごろには閉まってしまうらしいので、まずはわき上がる食い気を堪え、地下鉄に乗って、『上環』という地区へ急ぎます。

ここは『文武廟』という道教のお寺のようです。
夜、中国の寺院に行くと、室内が明るくライトアップされていて、日本のお寺よりもずっと華やかな感じがするのですが、このときはまだ夕方だったので、ちょっと薄暗いです 写真が見づらくてゴメンナサイ！
自然光と蝋燭の灯りだけでぼんやり明るいお寺の中は荘厳で、ドキドキ感が増しますね。

天井からぶら下がっている渦巻状のものは、線香なんだそうです。
形は風鈴のようですが、大きさは電気のカサに使えそうなビッグサイズ
つけ替えるのが大変そうです……。

はじめに ～旦那と二人・香港旅～

せっかく中華圏へ旅行に行っておいしいものを食べるなら、大勢でワイワイと出かけた方が楽しいし、いろいろな種類のものが食べられていいのですけれど……。

今回は、結婚１０周年の記念のつもりで、旦那と二人で香港へ行ってまいりました。

出発前にあれもこれも食べたい、と思っていた料理やスイーツの数々をすべて口にできたわけではないのですが、想定外のおいしいものにたくさん出会えて幸せな３日間の旅でした～

写真は、１日目に食べたツバメの巣のおかゆです。塩加減が絶妙でして、食べ終わった後に、皿にうっすらと貼りついたおかゆを本気で舐めたいと思ってしまいました。
（↑さすがに恥ずかしくて実行できなかったんですけど、そのぐらいとんでもなくおいしかったのですよ～）

それでは、これからぼちぼちと、旅行記を書いていきたいと思います。
どうか皆様もゆるゆるとお付き合いくださいませ

今から出発です！

おはようございます。
今、神戸空港の近くです。
神戸空港→関空まで、『海上アクセス』という船で移動します！
運賃が往復２７００円かかるだけで、駐車場は何日停めてもタダ！
リムジンバスよりかなり安いです～。
では、香港へ向けて出発します♪

※神戸空港⇔関西空港間を３０分ほどで移動します。早い！

香港へ行きます

またまた２週間ぐらいブログを放置してしまいました……(-.-;)
前回の更新からすぐに旦那のインフルエンザが完治していたというのに、ご報告が遅れてすみません～(>_<)
私はなんとか気合いでインフルエンザにはかからずに済んだのですが……。
どうしてそこまで気合いが入りまくってるかというと、来週末から、香港へ旅行に行く予定が入っているからなんです！
来週に堂々とお休みをもらってたっぷりと遊んでくるためには、いまは病欠なんぞしておれませんo(^-^)o


香港には６年ほど前にいちど行ったきりなんですが、うっすらと残る前の旅行の記憶では、『上環』という下町みたいなところが面白かったので、また行きたいと思ってます。
何ぁんも計画たてずに行きますので、オススメの場所がありましたら、是非教えてくださいね！