そして今日は過ぎ行く

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<義母の知恵>おでんの卵は、ゆでずに生から煮る

2009-10-11 11:41:45 | 手料理・買い食い・ウマイもの好き♪
旦那の実家におかずを届けはじめてから4ヶ月ほど。
忙しいときはサボりつつ、やめずになんとか続いています。
涼しくなってからは、義母の足の具合もよくなってきて、ほっとひと安心です。

ところで、そのおかずを持って行くとき、おいしく作れるコツを義母に聞いたりするのですが、前におでんを作ったときに、面白いことを教わりました。

おでんには欠かせないゆで卵
火が通り過ぎると黄身が硫黄臭くなって嫌なので、いつもは半熟ゆで卵にして、他の具材が柔らかくなったあとに鍋に加えていました。
義母がどうしているかというと、生卵を殻ごと煮込んでいるのだそうです。
そんなことをしたら殻が割れちゃうんじゃないかと心配したのですが、弱火で沸騰させないようにしたら大丈夫でした。

気をつけるのは、殻をよーく洗う! ということだけ。
今回は、義母のやり方で再挑戦です!

①殻をしっかり洗った生卵を、大根・こんにゃく・鶏肉・厚揚げなどと一緒に、最初からおでんだしで炊いていきます。

ごく弱火にして沸騰させない方が、卵も割れないし、だしが澄んでおいしいですよ!

②4時間以上炊いて、ほかの具材が柔らかく煮える頃には、卵もうっすら色づいています。

③中身はこんな感じ。白身がぷりんとして、黄身は臭みもなくほっくり。

④小鍋に入れ替えて、旦那の実家へ届けてきます!

神戸ビエンナーレ会場で昼食

2009-10-10 17:40:26 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
神戸ビエンナーレの会場内で昼食も済ませようと、軽食コーナーに寄りました。

旧居留地にあるカフェが出店しているようです。
傾斜をつけて置かれたコンテナが店舗になっていますが、ここでは落ち着いてお茶が飲めそうにないですね…。
席数が少ないので、長居されないための工夫でしょうか? それとも単にアートっぽくしてるだけ?
これとは別に、普通の平らな場所にも席があったので、そこで食べることにします。


ハンバーガー¥600也。

値段だけ聞くと高そうに思えますが、パティは、もしこれがハンバーグ定食だったら、980円でも納得するぐらいのボリュームがあります。
あまりに厚みがあるので、これが目の前に運ばれてきたときには、どうやって食べようか、しばらく悩みました。

プラス100円で飲み物もつけられてお得でした。
おいしかったですよ!

※11/7追記
再訪しました。
今度はチーズ焼きカレー(700円)を。

スパイスの香りが効いていておいしかったです。ナッツを砕いたものがパラパラと乗っていて、その食感がアクセントになっています。
チリパウダーもたくさんかかっていましたが、辛すぎることはなかったです。

天気の悪い平日、ゆっくりと見れました。神戸ビエンナーレ

2009-10-10 15:52:58 | 日帰り・食べ歩き・おでかけ気分のレシピ
先日、神戸で、用事の合間に4時間ほど待たなくちゃいけなくなり、急遽、ひとりで神戸ビエンナーレを見に行きました。
2年前の開催に続き、今回は2回目。
メリケンパークの一角に、会場が設けられています。
前回は、会場のまわりにビニールテープが張り巡らされているだけだったので、入場料を払わない人が、テープをまたいで会場内に勝手に入ったりしていましたが…。

今回は立派な柵↓ができていました!

前回、受付のにーちゃんに嫌な顔をされながらも、文句を言った甲斐がありました!


その頑丈な柵で囲われた会場の中には、貨物用のコンテナがたくさん並べられていて、そのコンテナの中に、現代アート作品が展示されています。
この日は台風が接近していたので、観客が30人ほど…ものすごく少なかったんです。
おかげで、ほとんどの作品を独り占めして、ゆっくり鑑賞できました。

↓ここから先は、展示作品の説明や写真を載せますので、これからビエンナーレを見に行きたいという方(とくにうちの旦那!!)は、ご注意ください。

①これは大賞を取った「beyond the sea」という作品です。

左右の壁は鏡張りで、床には白い砂が敷かれています。
その砂の上に、いろいろな画像が投影されます。

ビルがにょきにょき伸びてきたり、たくさんの色がちかちか点滅したり、波がゆっくりと打ち寄せたり。
万華鏡を見ているように、飽きずにいつまでも見ていたくなりました。

しかし、雨の日に行くと、靴が砂まみれになります…


②これは特別賞の「むぎゅむぎゅ轍」という作品。
真っ暗なコンテナの中に入ると、奥のほうに、何やらトンネルのようなものが見えます。
トンネルの壁には、柔らかいゴムボールがたくさん貼り付けてあります。
このボールは、子ども向けのおもちゃで、触れるとその刺激で蛍光色の光を放ちます。

暗闇の中で不安なので、壁に手を突いてトンネル内を歩くと、壁一面のゴムボールに手が触れ、いろんなところがピカピカと光ります。

わずかでも明るくなるとほっとします


③こちらは入賞作、「BUTSU」です。

その名のとおり仏様なんですが、材料は使用済みのダンボールなんです。

作品の一部に、見覚えのあるイオン系スーパーの荷札シールが!
この段ボールは、神戸市北区から持ってきたようです。
その隣はコープのダンボール。これだけ集めるのは大変だったでしょうね


④そしてこちらも入賞作品、「ワールドカウハウス」。
このコンテナは、実際に牛舎として使われていたそうで、牛のおしりが擦れてできた傷がいっぱいついていました。

こんなギリギリのスペースで飼われていても、牛さんはおいしい乳を出せるのでしょうか…


この他にも、いいなあと思った作品はあるのですが、その雰囲気のよさが写真では伝えられなくて残念です…。
カンヌで賞を取ったアニメーション「つみきのいえ」を上映していましたし。
1200円のチケットで2回見に行けるので、また時間ができたら寄ろうかと思います。

※11/7追記
旦那と一緒に再訪しました。
休日にもかかわらず、やはり空いています。こんなに客入りが悪くても、次回開催はあるのでしょうか。不安…。

今回は、前回にゆっくり見られなかった作品を鑑賞できました。
特別賞受賞の「Walk into the Light」という展示です。

コンテナの壁一面に鏡が貼られていて、中心にミラーボールが下がっているので、映り込みがとても綺麗です。
前回になぜゆっくり見られなかったかというと、ミラーボールの真下(柵があって立ち入り禁止のはず!)に、なぜか観客のおばちゃんが無言でボーーーーーーーーーッと座っていたんです。
真っ暗闇の中でひざを抱えてしゃがんでいる姿があまりに怖くて、そそくさと出てきてしまったのです。
今回じっくり観てみたら、静謐な美しさに打たれ、その世界の真っ只中でしゃがみたくなる気持ちはよぉーーくわかりましたけど…本当に怖かったです!

あともう一つ、前回に体験しそびれたのが、特別賞を受けた「Liquid Dreams」という作品です。
これはコンテナの中に大きな壷が置いてあって、そこにたっぷりと水が入っています。
観客は、水に溶ける紙に願い事を書き、壷の水に紙を溶かしておくと、後日、その水を海に還してくれるという趣旨の展示なんです。
前回は、紙が品切れで願い事を書けなかったのですが、今回はちゃんと紙がありました!
じつは、観にいってからずいぶん日にちが経っているので、あのときの壷の水は、もう海に還っているかもしれませんね。
願い事が叶うといいなぁ