第3の支援者構想委員会 キャリアコンサルタントの未来を考える。

キャリアコンサルタントは、親でも上司でも先生でもない「第3の支援者」。これからのキャリアコンサルタントの未来を考えたい。

ニュー・ノーマルに突入だからこそ、採用プロセスにRJP理論を。

2021年01月24日 | 日記
「RJP」Realistic Job Preview(現実的な仕事情報の事前開示)は、

もともと採用マッチングの精度を上げるため、ミスマッチ防止のために用いられたコンセプトだ。

コロナ禍が長引き、就業形態にもニューノーマルが定着してきている。

就活生は、在学中から遠隔授業などの変革を強いられ、

就活もWEBとやり方が変化し、戸惑いと不安が渦を巻いている中、

自身と社会とのマッチングをしなければならない。

だからこそ、就活生が収集する情報に対して、疑心暗鬼になるのも当然だ。

RJPのコンセプトは、40年近く前に米国の産業心理学者のジョン・ワナウスによって

提唱された採用理論で、アメリカではすでに一定の効果が実証され、定着。

RJP理論に基づく採用戦略では、自社の社風や仕事内容、職場環境などについて良い

面だけでなく、悪い面もできるかぎり具体的に開示し、それに納得した“本気度”の

高い良質な母集団の中で、企業と応募者がお互いに適合性を見極めて「選び合う」ことを重視

している。「選び合う」という本質が、RJP理論の特徴だ。

ニューノーマルの中、選社行為の中で、内定承諾と辞退の阿鼻叫喚は防ぎきれない。

だからこそ、

RJP理論に基づいた採用プロセスは、中小企業でも必要ではないか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« できるを確信に~Helping to ... | トップ | 1.06/2.9 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事