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Intelスイッチ

2005年06月09日 | Macのはなし
WWDCでAppleがIntelプロセッサ採用を正式発表しました。ジョブズ氏はIntelベースのMac上でMac OS X“Tiger”を動かしてみせたそうです。

噂は以前からあったようですが、マックユーザーにとってはかなり大きなニュースです。今まではIBMやMotorolaがMac用にPowerPCを製造していました(現在はゲーム機や家電にも組み込まれているようですが)。ボクはあまり技術的な事は分かりませんが、Pentium Macには抵抗があります。

もちろん、どんなCPU上で動作しようが、Appleが作ったパソコンでMac OSが動作していれば、Macであることには変わりはありません。それにAppleは以前にOSのライセンス契約で失敗していますから、Apple以外からMac OS搭載マシンが出るとは考えにくいです。Intelプロセッサにすれば、価格を下げる事ができ、他のPCメーカーと競合できる可能性もあるかもしれません。する可能性は低いとは思いますが、逆にAppleのマシンにWindowsがインストールできるようになるかもしれません。

Appleという企業にとってはメリットがあるのでしょうが、多分多くのMacユーザーはWindowsが動くMacに魅力を感じるとは思えません。それはジョブズ自身が幾度もPowerPCとPentiumを比較し、クロック数では比較できないPowerPCの優位性を説いてきたという事も大きいでしょう。確かに最近G5のクロックアップやPowerBookへの搭載にかなり手こずってはいると思いますが、だからと言って完全移行するのは抵抗があります。

今、AppleはiPodで企業としては業績がいいですが、MacのシェアはPC全体の2、3%程度に過ぎません。それでも価格や互換性、利便性を我慢できるくらいのデザイン(マシンやOSの設計など)があったから、長年使用してきたのだと思います。Macの価格は昔に比べれば驚くほど安くなっています。しかし、正直な感想としてiMac G4(モニタを自由に動かせるマシンです)以降、特にコンシューマーが欲しくてたまらなくなるようなマシンは出ていないように思います。OS XもいいOSだとは思いますが、特に初心者にとってはOS9に比べるとかなり分かりづらいと思います(これもTigerは使ってないので一概にはいえませんが)。

今は仕事で使っているようなユーザーも全然パソコンが分からない人も、どうしてもMacという事は減ってきました。それでも使いたいと思えるような、iPodのような革新的な物をまたMacで実現してほしいと思っています。そのためにIntelの協力が必要だと言うのならば仕方がありません。2006年の中頃からIntelプロセッサ搭載のMacが登場するようですので、ジョブズがどんな風にするのか見てみたいと思います。

Mac関連でもう一つ。gooブログが新しい機能を追加しましたが、Safariでの動作がおかしくなりました。gooは以前からSafariにきちんと対応してくれていたのに残念です。

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