笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

介護保険サービスを受けるには?

2019-06-10 22:12:22 | 日記
この度、知人が、「介護サービスを利用」するのにたまたま立ち会いました。


現役時代は毎月の給料日の度に、今は2カ月毎の年金支給の度に、「介護保険金が天引き」されていますが、その利用の認識は持てずにいました。


75歳になり、今回の経験は大変参考になりましたので、ご紹介します。


我々は、「介護保険の保険証」を持っていますが、それだけで介護サービスを利用出来る訳ではありません。


まず、本人が大きな病気などで身体能力が衰えたり認知機能が衰えたりすることがみられたら、本人又は家族などが、区役所の介護保険担当部署に「介護認定の申請」をします。
(知人の場合は、A型大動脈乖離で8時間にわたる人工血管代替手術を受けた直後、退院後、行動しにくくなるだろうとアドバイスがあり、申請しました)


申請を受けて、区役所の担当者が本人や担当医師に面会・ヒアリングをし、「状況を調査」します。
(知人の場合、手術して間もなくに担当者が病院に来て、調査がありました)

また、医師からは、「文書」での意見も提出されます。


これらの「調査」と「意見」を踏まえて、有識者で構成される区役所の「審査会」に付議されます。
審査会の結果、本人の状況を踏まえて、支援又は介護の「等級が認定」され、本人宛てに通知がされます。


この、等級認定が有って、初めて介護サービスが利用出来ます。
介護認定を受けると、その等級に応じて、介護サービスを利用出来る点数が与えられます。
(知人の場合、申請してから認定が出る迄に、2カ月半かかりました。申請は、早めに出すことが必要です)


介護認定通知を踏まえて、「介護サービス会社に相談」します。

まず、介護サービス会社の担当者が本人と会って話をして、必要な介護サービスや物品の内容などを相談し、「介護計画」を決めます。
(介護サービス会社の担当者は、様々な経験を踏んでいる方なので、点数の範囲で利用出来るサービスを次々と提案してくれます)


介護計画を踏まえて、「具体的に利用する介護サービスの内容」を決めます。
(知人の場合、週に2回の買い物サービスを頼みました)


私の父母の時代は、介護保険制度が無かったのと、遠方なので、近くに住む兄弟に依存しました。

家内の父親は、夕方迄元気でいて、その夜、脳梗塞で亡くなりました。
母親は、足が不自由になっていましたが、家事は、同居のお嫁さんがやってくれていました。
そして、ある朝、脳出血で倒れて入院し、1ヶ月後意識は戻らないまま、亡くなりました。

そんなわけで、介護保険の具体的サービス利用の経験が無かったので、大変参考になりました。


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私は、柳家吉緑さん(千葉県東金市出身)を応援しています。

柳家吉緑オフィシャルサイト
yanagiyakichiroku.wixsite.com/kichirokuofficial
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