笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

無心

2023-06-02 20:17:00 | 日記
よく、何かなるときには、「無心になれ」と言われます。

私の趣味の、篠笛と俳句について、「無心」を考えてみました。

篠笛を吹くときは、全てを忘れて、楽譜と笛(息と指遣い)に集中していないと、上手く行きません。

他のことに気持ちが行くと、暗譜が吹っ飛び、指が思うように動きません。

練習で、楽譜を見ながらでも、他の行に行ったりして、ダメです。

一方、俳句を作る時は、様々な光景を思い描き、様々な言葉を選ぶので、無心になれません。

それでも、吟行に行った時に、対象を眺める時には、無心になって没入することで、対象の本質が見えたり聞こえたりするのだと思います。


俳句では、句を賜るとか、句が降って来ると言います。

まさに、俳句を作ろうとせずにいたのに、名句が出来ることがあります。

どちらにも共通して言えるのは、「欲を持たない」と言うことでしょうか。


写真は、鎌倉・明月院の円窓です。
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私は、千葉県東金市出身の落語家・柳家吉緑さんを応援しています。

☆令和4年相模原若手落語家選手権で優勝

☆第33回北とぴあ若手落語家競演会で大賞獲得

☆第4回ざぶワングランプリで、優勝。(テレビ初出演)
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