笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

最近の私の篠笛事情

2019-08-30 22:32:29 | 日記
「笛吹朗人のブログ」と銘打ちながら、このところ専ら、「日韓問題」に偏したブログになっていました。
それだけ、この問題が「重いもの」だと言うことです。(異業種交流会のFさんの呼びかけで、9月25日にミニ座談会をやることになりました)


さて、今日は、最近の私の篠笛事情を書きます。


私の篠笛教室の発表会は、2年毎の横浜能楽堂での発表会(言わば全国大会)の無い間の年の秋にやっています。

T先生の意向で「茶の湯と篠の音を楽しむ会」と銘打つて、お茶室のある会場で、本格的な茶会に近い呈茶と笛の演奏会をやってきました。

しかし、「篠笛教室の発表会なのに、普段馴染みが無く、堅苦しい茶の湯につき合わせられるのは苦痛極まりない」と言うメンバーの意見を踏まえて、今年は、10月20日に「篠の音を楽しむ会」(仮称)として千葉の猪ノ鼻城跡の茶室で開催する事になりました。

篠笛と言う楽器の良さを活かすには、会館やホールのような締め切った場所でない方が良いと言うこと及びコスト面から、この場所を選定しました。

8月25日の教室から、発表会に向けた練習が始まりました。

私は、ソロは「悲しい酒」を、二重奏はT先生と「まほろば」を申し込みました。


「悲しい酒」は、古賀政男の作曲で、美空ひばりが涙を流しながら歌う姿が印象的です。
暗譜は、「まほろば」のみにして、「悲しい酒」は楽譜を見ながら吹く予定です。
SKさんにギターの伴奏をお願いしていますが、若いSKさんは「そもそも『悲しい酒』と言う歌を全く知らない」と言うので、躊躇されています。
昨日、仲間の練習会の時にNさんにお願いして、前奏・伴奏付の篠笛の楽譜(H先生作)を夜遅くまでかかって探してFAXで送って頂きました。
今日、練習してみたら、前奏・間奏の部分は、とても難しいものです。
どうなることやら。


「まほろば」は、二重奏です。
二人が離れた場所から歩きながら吹くので、暗譜が絶対条件です。
二重奏は、二人の音の重なり具合の美しさが命ですが、音痴の私の最も不得手とするところです。
何とか苦労して暗譜したので、自分のパートを一人で吹くことは出来ますが、問題は二重奏です。
自宅では一人での練習なので、CDを聴きながら自分のパートを吹きますが、中々、相手のパートと長さが合わず、大変苦労しています。
CDを聴きながら、繰り返し練習して、徐々にタイミングを合わせて行くしかありません。
(二人とも六本調子ですが、二人の笛のキーが合わないといけないので、今度の教室の後、T先生と一緒に山武市の笛師さんを訪ねて、新しい笛を調達する予定です)


この他、Sさんの依頼で「風の詩」を二重奏します。
Sさんが八本調子で第1パート、私が三本調子で第2パートです。
何せ、私の三本調子は、右手の親指の付け根を傷めた経験があるので、iさんの自家用の三本調子を借りて、ハラハラしながら練習しています。
普段はそれぞれ別々に練習し、2週に1回、Sさんの篠笛教室の後、千葉駅近くのカラオケ店で合同練習をしています。


ここまで書いたところで、T先生から、またまた難題が与えられました。
発表会の最初に、音出しを兼ねて全員で吹く曲目が、「涙そうそう」になったと総括のiさんから楽譜共々連絡がありました。
私は、この曲は歌もあまり聴いたことも無く、ましてや、笛で習ったこともありません。
沖縄音楽独特の音階とリズムで、またまた苦労が大きくなりました。


秋は、俳句の会も吟行やら大会やらが続きます。

年寄りの道楽なので、何とか楽しみながら、継続したいと思います。


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私は、柳家吉緑さん(千葉県東金市出身)を応援しています。

柳家吉緑オフィシャルサイト
yanagiyakichiroku.wixsite.com/kichirokuofficial
コメント
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