昨日、顧問先のお客様の中国現地法人の財務諸表のチェック
を行いました。
中国の会計制度は基本的に日本と同じ。
ただ相違点もある。
例えば、「長期前払費用」。
日本の繰延資産に該当する「開業費」が含まれたり、
賃借している固定資産の内装費を含めたりする。
また、「その他未収入金」。
この科目に雑多な項目をすべて含むため、オフィス家賃
の保証金や従業員への仮払いがないかどうか確認する
. . . 本文を読む
愛読しているビジネス誌「日経トップリーダー」(日経BP社刊)の
1月号が届きました。
その中の「中小企業経営者100人アンケート」において、
こんな項目があった。
Q.2013年の日経平均株価の最高値をどう予想しますか?
注目すべきなのは…
この質問に対する回答の【過半数】が「1万円未満」であること。
このアンケートの実施時期は昨年11月下旬。
野田前総理の解散発言があった昨年 . . . 本文を読む
【2012年】と同じことをやっていて、【2013年】、
違う結果は現れない。
【先月】と同じことをやっていて、【今月】違う結果は
現れない。
【先週】と同じことをやっていて、【今週】違う結果は
現れない。
【昨日】と同じことをやっていて、【今日】違う結果は
現れない。
今年、今月、今週、今日。
過去と異なる結果を得たいのであれば、今の行動を
変えなければならない。
言うまでもな . . . 本文を読む
官公庁、金融機関をはじめ、今日から始動の職場も
多いと思います。
二宮尊徳はかつてこう言いました。
「遊楽に馴るれば面白き事もくなり、甘きものに
馴るれば、甘きものもなくなるなり。
是、自我が歓楽をも減ずるなり。
日々勤労する者は朔望の休日も楽なり。
盆正月は大なる楽なり。」
日常を一生懸命動いているからこそ、お正月も大いなる
楽しみになる。
しっかりエンジョイできましたか . . . 本文を読む
正月三が日を有意義に過ごしていますか?
私は昨日、岡山県の山奥で“一人温泉”していました。
携帯電話が圏外になるような人里離れた場所。
都会の喧騒を忘れられる、何とも贅沢な正月ならでは
の時間で、物思いにふけるには最高の空間。
雪景色は風情がありました。
というわけで、昨日に続き、経営者の【惜福】について
じっくり考えます。
▼「今のお金」よりも「将来のお金」
これも「惜 . . . 本文を読む
正月二日目。
「福」をわが身に呼び込むべく、巷は今、初詣シーズン。
「招き猫」がまさに重宝される時期。
ただ私たち経営者に必要なのは、
【惜福】
である。
惜福とは、明治の文豪 幸田露伴が著書「努力論」の中で
説いた言葉で、以下のように述べている。
「幸運に遭う人の多くは「惜福」の工夫のある人であって、
悲運の人のほとんどは、その工夫のない人である。
惜福とは、文字 . . . 本文を読む
新年あけまして、おめでとうございます。
2013年の幕が開けました。
本年もどうぞよろしくお願いします。
年始の今、ビジネスパーソンの多くが「気分一新がんばろう!」
と考えている。
ただ、99%の人は“仕事始め”になれば、
日常に埋没され、結局何も変わらない。
これが現実であろう。
大前研一氏の著書『時間とムダの科学』にこんな一節がある。
「人間が変わる方法は3つしかない。
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